「船の御朱印」として人気を集める御船印。その御船印を集める楽しみを広げる「御船印めぐりプロジェクト」事務局が、初めて開催した人気投票「第1回御船印総選挙」の結果が発表されました。
4320人が投票した熱い戦いを制したのは、第23番社 新日本海フェリーでした。同社は、船長のサイン入り御船印が人気を集めていることや、シンプルで統一感のあるデザインが美しいこと、そして安定した運航や温かい接客が評価され、堂々の1位に輝きました。
2位には、鹿児島の地域を繋ぐ桜島フェリーがランクイン。雄大な桜島の景色を5つの時間帯で切り取った御船印は、「かっこいい」と好評で、地元利用者だけでなく、観光客からも支持を集めたようです。
3位には、販売開始からわずか数ヶ月で上位に食い込んだ津軽海峡フェリーがランクインしました。パステルカラーの色使いと、航路ごとの特徴を捉えたイラストが女性を中心に支持されたようです。
今回の御船印総選挙は、船好きと船会社・博物館との交流拡大を目的として開催されました。投票期間中には、多くの応援メッセージが寄せられ、船旅の思い出やスタッフとの交流話など、温かいエピソードが数多くありました。
事務局では今後も、御船印総選挙をはじめ、船好きユーザーとの交流キャンペーンやイベントを継続的に実施していく予定です。
御船印は、神社仏閣の御朱印の船バージョンとして、各船会社・博物館がオリジナルで発行しています。航路や船体、観光地のシンボルなどが描かれた個性豊かなデザインが魅力です。御船印集めに便利な「公式船印帳」も販売されているので、集めた御船印の数だけ思い出が増える、新しい船旅の楽しみ方として注目されています。