サンクトガーレンの新作
2024-10-30 22:11:02

サンクトガーレン、麦のワイン2種をボジョレー解禁日と同日に発売

サンクトガーレンの新しい挑戦



神奈川県厚木市に本拠を置くサンクトガーレンが、2024年11月21日、ボジョレー・ヌーボーの解禁日と同時に、特別な2種の「麦のワイン」を発売します。これは、各6,000本という限定品。ビールなのにワインのような高いアルコール度数を持ち、長期熟成が楽しめるこの商品は、まさに新たなビールの形を示しています。

麦のワインとは?



「麦のワイン」は、19世紀にイギリスで寒冷地の影響でブドウ栽培が難しい中、フランスワインに対抗するべく生み出されたビール。大麦を主原料とした「バーレイワイン」と、小麦を主体とする「ウィートワイン」があり、どちらも高いアルコール度数を特徴としている。サンクトガーレンでは2006年からバーレイワインを、2012年からはウィートワインも製造しています。

特徴と製法



サンクトガーレンの麦のワインは、通常のビールの約3倍の麦芽を使用し、仕込みの工程でも通常6000リットルのところを1000リットルに制限。これにより、濃厚でとろけるような口当たりが実現します。特にウィートワインは、小麦含有のため「とろみ」が強くなり、バーレイワインは約7倍のホップを使うため、強烈な香りと味わいが際立っています。

長期熟成の楽しみ



アルコール度数はどちらも10%で、通常のビールの2倍。出荷時には6倍の熟成期間を経ており、初めて飲む時でもブランデーを思わせる深みがあります。しかし、時間が経つごとに、その香りや風味はより複雑に変化し、特にドライフルーツやカラメルの香りが感じられるようになります。このビールは、逆に年代を重ねることで価値が上がるため、ビールファンの中では年毎に楽しむスタイルが続いています。

解禁日と販売情報



サンクトガーレンの麦のワインは、2024年11月21日に解禁され、各店で6000本のみの取り扱いとなります。発売される2種は、バーレイワイン「el Diablo 2024」と、ウィートワイン「Un angel 2024」の2種類です。ボトルは300ml、希望小売価格は各1,100円(税込)です。

これらの麦のワインはサンクトガーレンのオンラインショップやいくつかの百貨店で購入可能ですが、数量に限りがあるため、早めの確保をお勧めします。

タップルームでの体験



本厚木駅近くにあるサンクトガーレンのタップルームでは、発売日から2022年と2023年製造のバーレイワインと、同じくウィートワインの飲み比べも可能です。ビアバーとして、20種類の自家製ビールが楽しめ、選べる飲み比べセットも用意されています。

サンクトガーレンについて



サンクトガーレンは、日本の地ビールの草分け的存在であり、アメリカでのビール製造経験を経て、日本の地ビール解禁に貢献しました。エールビールの製法にこだわり、多様なスタイルのビールを展開し続けています。

サンクトガーレンの麦のワインは、そのこだわりとクオリティの高さで、ビールファンのみならず多くの人に愛されています。ボジョレー・ヌーボーの解禁日、ビールを愛するすべての人にとって、特別な瞬間になることでしょう。


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会社情報

会社名
サンクトガーレン有限会社
住所
神奈川県厚木市金田1137-1
電話番号
046-224-2317

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