松本興産、従業員エンゲージメント向上へ!独自の「風船会計賞与」制度導入
松本興産株式会社は、従業員のパフォーマンスをより正確に評価し、モチベーション向上を図るため、独自の「風船会計賞与」制度を導入しました。従来の賞与制度では、従業員の貢献度を客観的に評価することが難しく、モチベーションの低下や離職につながるケースがありました。そこで、同社は、従業員一人ひとりの貢献をより明確に評価し、その成果を還元することで、従業員のモチベーション向上と企業全体の成長を目指しています。
風船会計賞与は、個人およびチームが会社に与えた利益を数値化して評価する仕組みです。具体的な改善とその成果を数字で示すことで、公平かつ透明性の高い評価を実現します。また、従業員は決算書や試算表を通じて、自身の業務が会社利益にどう貢献しているかを理解し、主体的に業務改善やアイデア提案を行うことができます。
従来の改善提案報奨金制度では、提案が受理される段階で報奨金が支給されることが多く、提案が実行に移されることやその効果が十分に検証されないことがありました。風船会計賞与では、提案の実行とその具体的な成果が評価の対象となります。さらに、継続的な改善を促進するために、評価期間ごとに実際の改善成果が評価され、従業員は持続的に改善活動に取り組む意欲を持つことができます。
評価対象となる具体的な項目
風船会計賞与の評価対象となる項目は、以下の通りです。
製品製作のサイクルタイム改善
アプリ内製化による人件費削減
消耗品削減
社内コミュニケーション改善
SNS内製化による広告宣伝費削減
広報活動
製品検査時間短縮
その他業務改善
詳細な制度内容
評価対象:通常業務を超えた正社員・パートタイム社員の会社への貢献(個人またはグループ)
評価期間:上半期(10月~3月)、下半期(4月~9月)
計算方法:評価期間の改善額 × 10%
運用開始:2024年6月 夏季賞与分から
風船会計賞与による期待される効果
風船会計賞与は、従業員のモチベーション向上だけでなく、企業全体の成長にも大きく貢献すると期待されています。具体的な効果として、以下が挙げられます。
1.
業務改善の促進: 従業員は自身の業務が会社全体の利益にどう影響を与えるかを理解しやすくなり、業務改善のためのアイデアが日常的に提案され、実行される文化が形成されます。
2.
協力体制の強化: チーム単位での評価が行われることで、同僚同士の協力が促進され、職場全体の協力体制が強化されます。結果として、部門間の連携がスムーズになり、プロジェクトの成功率が向上します。
3.
創造性とイノベーションの推進: 従業員は創造的な解決策や革新的なアイデアを提案する意欲を高め、会社全体でイノベーションを追求する姿勢が強まり、新製品や新サービスの開発が加速します。
4.
従業員のエンゲージメント向上: 自身の努力が具体的な賞与に結びつくことで、従業員のエンゲージメントが向上します。従業員は会社の成功に対して一層の責任感を持ち、自らの役割に誇りを感じるようになります。
5.
離職率の低下: 従業員が公平に評価され、努力が報われる環境は、離職率の低下にも繋がります。安定した人材の確保により、長期的な視点での業務遂行が可能となり、企業全体の安定成長が期待されます。
松本興産株式会社について
松本興産は、自動車部品の製造を専門とする金属切削加工の企業で、「不可能を削り抜け」をモットーに難易度の高い部品製造に挑戦し続けています。1966年の設立以来、精密切削加工の分野で高い技術力を誇り、社員の成長と努力を重視した企業文化を築いています。
お問い合わせ先
広報担当:総務人事部 岩渕 剛勝
電話:0494-75-0571(代表)
FAX:0494-75-1817
メールアドレス:
[email protected]
* 詳細は松本興産のホームページをご覧ください: https://mkknc.co.jp
風船会計賞与、従業員エンゲージメント向上に期待!
松本興産の「風船会計賞与」制度は、従来の賞与制度とは一線を画す、画期的な取り組みと言えるでしょう。従来の制度では、従業員の貢献度を客観的に評価することが難しく、モチベーションの低下や離職につながるケースがありました。しかし、風船会計賞与は、従業員の貢献を数値化することで、公平かつ透明性の高い評価を実現し、従業員のモチベーション向上に繋がる可能性を秘めています。
特に注目すべき点は、従業員が自身の業務が会社全体の利益にどう貢献しているかを理解できる点です。決算書や試算表を通じて、自分の仕事が会社全体の成功に貢献していることを実感することで、従業員の仕事に対する責任感やモチベーションが向上すると考えられます。また、継続的な改善を促進する仕組みも、従業員の成長を促す上で効果的です。
風船会計賞与は、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、企業全体の競争力を高める革新的な制度と言えるでしょう。この制度が、松本興産の更なる発展に貢献することを期待しています。
企業文化改革への期待
風船会計賞与は、単なる報酬制度の改革ではなく、企業文化そのものを変革する可能性を秘めています。従業員の貢献を可視化し、評価することで、会社全体で「貢献意識」を醸成することができます。
従来の「指示待ち型」の働き方から、従業員が主体的に行動し、会社全体の成長に貢献しようとする「主体性」を育むことが期待されます。風船会計賞与が、松本興産において、このような企業文化改革を促進し、持続的な成長に繋がることを期待しています。