博報堂とアイリッジが提供するデジタルサービスの新会社が始動

新会社設立の報告

2025年4月7日、株式会社博報堂（東京都港区）と株式会社アイリッジ（同じく東京都港区）は、アプリ開発に特化した合弁会社「株式会社HAKUHODO BRIDGE」の営業を開始しました。この新会社は、企業と生活者のデジタル接点を革新し、より効果的な顧客体験を提供することを使命としています。

設立の背景

アプリ開発市場は依然として拡大を続けており、特にAI、IoT、フィンテックなどの進展がこの成長を支えています。アプリは生活者のデータを集約する重要なプラットフォームであり、そのため、CRMなど様々なシステム開発とデータ活用のニーズも高まっています。これまで博報堂は、アプリ開発のオウンド領域でサービスデザインから成長支援まで広範囲にわたるプログラムを提供してきました。新会社が持つアイリッジの強固なソフトウェア開発能力と組み合わせることで、デジタル接点と体験の変革を一貫して実現します。

新会社の詳細

「HAKUHODO BRIDGE」の所在地は東京都港区赤坂五丁目2番20号で、設立は2025年2月14日、資本金は1億円となっています。博報堂が51%、アイリッジが49%の資本比率を持ち、CEOには小田敏誠氏が就任しました。さらに、取締役に田中順也氏がCMOとして、河原典昭氏がCOOとして名を連ねています。

この新会社では、企業・ブランドと生活者が密接に繋がるためのデジタル接点の革新を図ることを目指しています。具体的には、App、Web、EC、ミニアプリなどのオウンドサービスに関する開発業務を中心に、様々な業務を推進します。