設備配置の革新
2026-07-23 11:58:43

オリエンタル白石と燈が共同開発した自動化ソフトウェアの革新

オリエンタル白石と燈、共同開発の新ソフトで施工効率を革新



オリエンタル白石株式会社(所在地:東京都江東区)と燈株式会社(所在地:東京都千代田区)が手を組み、ニューマチックケーソン工法向けの自動化ソフトウェアを開発しました。この取り組みは、2026年3月に完成を見込んでおり、6月30日には社内説明会が開催され、全社への展開を目指しています。ここでは、このソフトウェアの革新的な機能と、その背景について探ります。

ニューマチックケーソン工法とは?



ニューマチックケーソン工法は、地下構造物の製作に用いられる特殊な工法です。地上に鉄筋コンクリート製の躯体を構築し、その下に設けた作業室に地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで、掘削と排土を行います。この方法では、地下水の侵入を防ぎながら地上からの作業をスムーズに進めることができます。

ソフトウェアの革新と目的



今回開発された自動化ソフトウェアは、地上の工事ヤードや作業空間内での設備配置を自動で計画します。このソフトの導入により、配置計画業務の効率が大幅に改善され、ベテラン職員のノウハウをデジタル化することで、業務の均質化が図られます。

従来の手法では、熟練技術者が数日かけて設備配置を行う必要がありましたが、新しいソフトウェアを活用することで、20分程度で複数の配置案が得られるようになります。これにより、工期の短縮や人件費の削減が期待されています。

自動化された設備配置計画



このソフトウェアでは、作業条件や必要な情報が記載された図面(DXFファイル)を読み込ませることにより、配置案を自動出力します。出力された案は様々なフィルタやスコアを基に並び替えることが可能で、さらに人間が手動で調整することで最適化の処理も実行できます。このように、アルゴリズムと人間の判断力を組み合わせたアプローチによって、施工の正確性と効率性を両立しています。

課題解決を目指して



オリエンタル白石と燈がこのソフトウェア開発に着手した背景には、建設業界における技術者の高齢化が深刻な課題となっていることが挙げられます。国土交通省のデータによると、建設業従事者の約36.6%が55歳以上であり、退職後の技術継承が急務とされています。新たなソフトウェアは、こうした課題を解決し、若手技術者への技術伝承を促進することを目的としています。

今後の展開



オリエンタル白石は、社内説明会を皮切りに、全支店での本ソフトウェアの業務適用を開始する予定です。また、使用者からのフィードバックをもとに改良版を2027年頃に制作し、2028年には全社展開を目指して取り組む方針です。これにより、さらなる施工の効率化と若手技術者の技術向上に寄与することが期待されます。

まとめ



オリエンタル白石と燈の共同開発による自動化ソフトウェアは、ニーズに応じた迅速な施工が可能になることを目的としています。業務の効率化と均質化を通じて、建設業界の技術進化をリードする存在として期待されるこの取り組みは、今後の発展が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
オリエンタル白石株式会社
住所
東京都江東区豊洲五丁目6番52号NBF豊洲キャナルフロント
電話番号

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