北海道の新素材
2025-09-05 11:31:23

北海道ワインが生み出す新たな地元食材が森永製菓小枝に!

日本のサステイナブルな味覚が広がる



北海道ワイン株式会社が、人気のチョコレート菓子「小枝」で森永製菓に新たな素材を提供しました。これは、北海道産の白ぶどう「ナイヤガラ」を100%使用した『北海道白ぶどう果皮パウダー』です。日本の地産地消を象徴するこの新たな食材は、北海道の自然環境と地域の農業の結びつきを強めるものと言えるでしょう。

北海道の白ぶどうの魅力



ナイヤガラは、その甘ずっぱい香りとフルーティーな風味から、北海道では非常に人気のあるぶどうです。この品種は、初物の香りを伴う甘さで、食感がジューシーなため、生産地では多くの人々に愛されています。北海道ワインでは、このナイヤガラを使ったワイン作りを行う際に生じる副産物である果皮を無駄にせず、粉末化する技術の開発に成功しました。これにより、地域の資源を循環させ、サステイナブルな価値を生み出すことに貢献しています。

「北海道白ぶどう果皮パウダー」は、抗炎症作用が期待されるオレアノール酸やポリフェノールなどの機能性成分を含んでいて、美容や健康食品への応用も見込まれています。今後、この素材は広く利用されることが予想され、地域の農業にも新たな可能性を提供するでしょう。

森永製菓とのコラボレーション



この新しい素材が初めて採用されるのは、森永製菓のロングセラー商品「小枝」です。この新商品は、北海道白ぶどう果皮パウダーを1.4%配合しており、果物の風味が豊かに広がる味わいが特徴で、消費者にとって新しい体験となることでしょう。2025年9月9日から全国の量販店や小売店で販売される予定です。

北海道の地元資源が森永製菓という国民的ブランドの菓子に使われるという試みは、他の地域でも模範となるような価値を持つものです。このコラボレーションは、単に商品開発にとどまらず、地域の循環経済を支える大きな一歩です。

地域の未来を考える



北海道ワインは、地域資源を大切にし、持続可能な開発を進める姿勢を一貫して保っています。美味しいワインの生産だけでなく、地域の環境保護や農業支援にも力を入れており、多くの契約農家との関係性を築いています。このようにして培われたフードシステムは、単なる地元の特産品を超え、地域全体の持続可能性を向上させるものとなるでしょう。

新しい価値を生む技術



北海道ワインと地方独立行政法人北海道立総合研究機構が共同で開発した「果皮と種子を分ける技術」は特許を取得しており、この先進的な技術によって副産物を最大限に活用することが可能になりました。これにより、無駄を減らし、資源のリサイクルを促進するだけでなく、地域への経済的な還元も実現できるのです。

「北海道白ぶどう果皮パウダー」の開発により、地域の食文化はますます豊かに育まれることが期待され、消費者に新たな選択肢を提供します。北海道の自然と技術が融合したこの取り組みは、今後ますます多くの人々に愛されることでしょう。これからの展開にも注目が集まります。


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会社情報

会社名
北海道ワイン株式会社
住所
北海道小樽市朝里川温泉1丁目130番地
電話番号
0134-34-2181

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