元大関霧島のちゃんこ鍋店が力士うどんを提供
東京都墨田区にある「ちゃんこ霧島」は、元大関霧島が運営する人気のちゃんこ鍋店です。この度、同店はクラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』を通じて、元力士の手打ちによる「力士うどん」のサブスクリプションプロジェクトをスタートしました。プロジェクトが始まったのは2021年9月20日から。
力士うどんの誕生の背景
このうどんの誕生には、元力士の十文字友和さんのユニークな試みがきっかけとなっています。引退後に「ちゃんこ霧島」で働くなかで、彼はその体重を活かしてうどんを踏みしめてみることを思いつき、作り出されたうどんが驚くほどコシが強く美味しいことが話題を呼びました。
「引退した力士にはお店を持たせたい」という代表の想いから始まったこの取り組みは、コロナ禍の影響で出店計画が中断したものの、力士うどんの提供を目指して試行錯誤が続いています。2020年12月には「年越し力士うどん」として、限定で販売したところ、好評を得たことから、本格的なサブスク制度の導入が決まりました。
クラウドファンディングでの注文方法
今回のプロジェクトは、2021年11月から2022年9月にかけて、合計6回の配達を予定しています。大相撲が開催される日を利用して、東京・大阪・名古屋・九州の地域向けにそれぞれ異なる太さのうどんが自宅に届くという形式です。値段や配送の詳細は、CAMPFIREのプロジェクトページで確認できます。
特製スープ「霧島味」の開発
また、力士うどんには「霧島味」と名付けられた特製のスープが使用されます。このスープは、陸奥部屋直伝の鶏ガラ豚骨出汁に味噌と醤油を組み合わせたもので、うどんとの相性は抜群とのこと。お客様には大相撲を観戦しながらお楽しみいただけるよう、各地にちなんだ形状に仕上げられています。
- - 東京(1.5.9月):太麺
- - 大阪(3月):極太麺
- - 名古屋(7月):平太麺
- - 九州(11月):細麺
力士うどんの特別な意味
力士うどんは、コシが強く小麦の風味が深いだけでなく、四股で踏みしめて作られた縁起物としても知られています。この縁起物の味わいは、家庭でも楽しむことができ、特別な食体験を提供します。
会社概要と今後の展開
「ちゃんこ霧島」を経営する株式会社霧島は、1995年に設立され、26年の歴史を持つ会社です。今後も、力士うどんプロジェクトを通じて、お店の売上を増やし、力士うどん専門店の出店計画を実現するために努力していくとしています。
詳細については
CAMPFIREのプロジェクトページをチェックしてみてください。プロジェクトは「All-or-Nothing方式」で、目標金額に満たない場合は計画が実行されないので、早めのサポートが期待されます。