家庭でロボット体験
2026-03-10 11:47:01

東京大学が開く!家庭でロボットの家事代行を体験する実証実験

東京大学が開く!家庭でロボットの家事代行を体験する実証実験



東京大学大学院工学系研究科の松尾・岩澤研究室が、日本科学未来館及び一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)とともに実施するサービスロボットの実証実験「未来を体験!ロボット・ハウスキーパー」が、2026年の3月18日から31日まで開催されます。このイベントは、日本科学未来館の「未来をつくるラボ」の一環として行われ、来館者に新しいテクノロジーを体験してもらうことを目的としています。

実証実験の背景


昨今、生成AIや大規模基盤モデルの発展により、ロボティクス分野でも進化が加速しています。サービスロボットが実社会に導入されるためには、多種多様な環境下での動作データ収集と、そのデータを基にしたモデルの高度化が不可欠です。松尾・岩澤研究室では、遠隔操作と学習を組み合わせたロボット制御の研究を進めており、前回実施した実証実験では、一般の来館者から得たフィードバックを活かし、さらなる発展を目指しています。

今回の実証実験では、家庭環境を想定した空間で、ロボットによる家事代行サービスの評価も行います。家庭における家具の配置や物品の種類、さらに人との距離が近い特性から、安全性や心理的受容性が重要な要素となります。実験を通じて、技術的な性能だけでなく、使用者の受容性や安心感についてもデータを収集します。

実証実験の内容


「未来を体験!ロボット・ハウスキーパー」の実証実験では、家庭を模した空間での体験を提供します。来館者は、実際にロボットが家事を行う様子を見ながら、その働きを評価します。主な体験内容は以下の通りです。

体験①: 遠隔操作ロボットの家事を審査しよう!


予想体験時間は約25分。来館者はリビングなどを模した設定の中で、オペレーターが遠隔操作するロボットによる掃除や片付け等の家事作業を観察します。その際、「どの程度日常の家事に役立つか」、「実際に自宅にロボットがいれば任せたいか」といった視点で評価を行います。

体験②: ロボット家事代行アプリを使ってみよう!


体験時間は約7分。来館者は、スマートフォンアプリを通じてロボットにタスクを依頼したり、その進行状況を確認したり、結果を評価する体験を行います。特に、サービスのUIの分かりやすさや、利用時の安心感、信頼感に関するフィードバックを収集します。

実験の意義


今回の実証実験において得られるデータやフィードバックは、ロボット基盤モデルの研究開発に参画し、暮らしの中でロボットが持続的に役立てられるように進展させることを目指しています。特に、参加者からの経験は技術進化に寄与するだけでなく、ユーザーの視点を取り入れたものとなります。このプロジェクトには、トヨタ自動車株式会社の生活支援ロボットHSRが使用され、現実に基づいたデータの収集も実現します。

開催概要


  • - イベント名: 未来を体験!ロボット・ハウスキーパー
  • - 開催期間: 2026年3月18日(水)〜3月31日(火) 10:00〜17:00 (3月24日(火)は休館日)
  • - 会場: 日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
  • - 対象: どなたでも(体験①は未成年者は保護者同伴)
  • - 参加費: 無料(常設展・ドームシアターの観覧には別途料金が必要)
  • - 参加方法: 当日会場で整理券を配布(体験①)、体験②は自由参加

この実証実験は、日本科学未来館、一般社団法人AIロボット協会、東京大学の共同により主催され、トヨタ自動車からも協力を得ています。詳細情報は未来館のウェブサイトで確認できます。


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会社情報

会社名
東京大学 松尾・岩澤研究室
住所
東京都文京区本郷 7-3-1工学部 2 号館 9 階 92C1 GCI松尾研究室
電話番号

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