日本代表チームが世界の舞台へ
2025年10月29日から11月1日の間、パナマシティで開催される「FIRST Global Challenge」に、次世代イノベーターを育成する『Global Innovator ACADEMY(GIA)』から選ばれた日本代表チームが参加します。この大会は、全世界の中高生を対象とした、最大規模のSTEM(科学、技術、工学、数学)オリンピックです。
参加メンバーの顔ぶれ
日本代表チームは、全国の学生から選ばれた8名で構成されており、主要な学校は以下の通りです:
- - 神奈川栄光学園中学高等学校 からは3名
- - 広島県立叡智学園中学校 からは1名
- - 徳島神山まるごと高等専門学校 からは2名
- - 東京淑徳高等学校 からは1名
- - 東京佼成学園女子高等学校 からは1名
このメンバーは、GIAの育成プログラムで約半年間の訓練を受けてきました。彼らは国際的な舞台で他国のチームとともに、協力しながら交流を深める絶好の機会を得ています。
メンバーの思い
山本 未侑(淑徳高等学校3年)
「FIRST Global Challenge の日本代表として参加できることを大変光栄に思います。Outreachコースの一環として、国際的な舞台で学んだことを活かし、TEAM JAPAN のブランディングに全力を尽くし、日本の存在感を示したいです。」
秋田 紗和(佼成学園女子高等学校2年)
「日本代表として渡航できることに非常に嬉しく思います。多くの仲間との交流を通して成長できたこの機会を大いに活かし、学んだことを精一杯発揮します。」
FIRST Global Challengeとは
この大会は、世界中の若者が科学や技術を駆使し、地球規模の課題に挑む場です。2025年のテーマは「Eco Equilibrium」で、生物多様性の回復に焦点を当てています。大会には、次の3つの主要部門が設けられています:
1.
ロボティクスチャレンジ:REV Robotics社提供のキットを使い、チームで協力してロボットを設計・制作します。
2.
ソーシャルメディアチャレンジ:SNSを活用し準備過程を発信し、国際的なやり取りを行います。
3.
New Technology Experience (NTE):各国特有の生態系問題に対する解決策を提案する場とされ、研究結果を発表します。
日本代表チームは、特にロボティクスチャレンジにおいて24位以内に入り、史上初のプレーオフ進出を目指しています。また、NTE部門でもTOP10に入ることを目指し、全力で取り組んでいます。
クラウドファンディングによる支援
「FIRST Global Challenge」への参加には多くの費用がかかります。そこで、経済的な理由で参加を諦める学生が出ないように、クラウドファンディングを通じた渡航資金の募集を行っています。その目標金額は5,350,000円で、詳細は
こちらのリンク から確認できます。
新たな未来へ
子供たちの挑戦を応援することは、未来への大きな投資です。応援してくださる皆様の支援が、彼らの成長を加速させる大きな力となります。私たちと共に、次世代のイノベーターたちが世界で挑戦を続ける姿を見守っていきましょう。
この大会の成功を通じて、私たちは科学技術の重要性を再認識し、次世代のリーダーを育てるための重要な一歩を踏み出すことができるのです。