クリスマスの贈り物
2023年12月25日、滋賀医科大学の小児病棟に、プロバスケットボールチーム・滋賀レイクスの選手たちがサンタクロースの装いで訪れました。この特別なプロジェクトは、江原信太朗選手の発案によるものであり、彼の仲間たちが協力して実現しました。
訪問の目的は、入院中の約20名の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けること。江原選手や諸見川航マネージャー、桶谷健人ビデオコーディネーター、眞庭城聖GMが、サイン入りのレイクスグッズを用意し、ゲームなどで楽しいひとときを過ごしました。
サンタクロースの登場
この日、病院に集まった子どもたちやその保護者、医師・職員たちは、サンタクロースに扮した滋賀レイクスの選手たちを心待ちにしていました。選手たちが登場すると、瞬時にその場の雰囲気が明るくなりました。クリスマスの特別な日を、選手たちと共に楽しむことで、少しでも入院生活の辛さを和らげてあげたいという思いが伝わりました。
江原選手は、ビンゴゲームを実施し、子どもたちにカードを手渡しました。ゲームを通じて、彼らとの楽しい交流を深め、笑顔や歓声が病室内に響きました。サイン入りグッズやメッセージカードも準備され、子どもたちの顔は次第に明るくなっていきました。
江原選手の思い
訪問後、江原選手は「すごく楽しかったです。クリスマスは特別な日なので、そういう時間を共有できたのが良かったです」と笑顔でコメントしました。彼は、クリスマスを家族と過ごすことが多かったけれども、昨年初めて家族と離れて過ごした経験を語りました。「みんなで過ごすことの大切さを感じ、特に病気で苦しむ子どもたちにもこの時間を与えられたらと思っていました。」と、彼の言葉は深い思いを含んでいました。
自らは小児入院の経験はないものの、江原選手は「本当に応援しています。元気になったらまた会場で会えたらいいですね。自分も頑張るので、頑張ってください!」という熱いメッセージを子どもたちに送りました。彼の姿勢は、スポーツ選手としてだけでなく、人間としての温かさを感じさせます。
江原信太朗選手のプロフィール
江原信太朗選手は、滋賀レイクスに所属する若き才能。背番号25を背負い、192cmの身長から繰り出すダイナミックなプレーが魅力です。東京出身で、経歴は実践学園高校から東海大学を経て、2023年に滋賀レイクスに加入しました。特に、彼はインカレでの優勝経験を持ち、将来が期待されています。
今年はルーキーイヤーでありながら、新人王獲得を目指し、3ポイントシュートとディフェンスを武器にチームの躍進を引っ張っています。江原選手の活躍は、確実にチームに影響を与え、ファンを魅了しています。
今回は、クリスマスにおける彼の心温まる行動が、多くの人々に感動をもたらしました。今後の彼のさらなる成長と、滋賀レイクスの活躍が楽しみです。