株式会社アイリックコーポレーションは、従業員持株会の奨励金付与率を引き上げることを発表しました。これは、従業員への人的資本投資の一環であり、従業員の資産形成と経営参加意識向上を促進するための取り組みです。
同社は、経営ビジョンの一つに「全従業員の物心両面の幸せの追求」を掲げ、従業員持株会を運営してきました。従業員持株会は、従業員が自社の株式を毎月継続的に購入できる任意加入の制度です。
今回の奨励金付与率の引き上げにより、従業員がより容易に自社株式を保有できるようになり、経営への参加意識を高めることを目指しています。
新制度では、月々の積立金額10,000円まで奨励金が50%上乗せされます。例えば、毎月10,000円を積み立てると、15,000円分の自社株式を保有することができます。
この奨励金付与率は、東京証券取引所の「2022年度従業員持株会状況調査結果」によると、調査対象会社3,262社中、50%以上に設定している企業はわずか23社(全体の0.71%)のみという状況です。
アイリックコーポレーションは、従業員への福利厚生の充実を通してエンゲージメントを高め、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。