グルームエムとSeenThis
2024-08-09 17:00:17

グルームエムとSeenThisが築く新たな広告の未来、CO2削減に成功

グルームエムとSeenThisの戦略的パートナーシップ



広告業界では、サステナビリティがますます重要視されています。その中で、グループエムとSeenThisの提携は、環境に配慮したソリューションを提供する新たなモデルとして注目を集めています。2023年にスタートしたこのパートナーシップは、デジタル広告のパフォーマンス向上と二酸化炭素(CO2)排出削減の両立を実現し、約1年間で230トン以上のCO2を削減しました。これは、15,000,000台以上のスマートフォンを充電するのに等しい量です。

画期的なアダプティブストリーミング技術



グループエムは、SeenThisのアダプティブストリーミング技術を自社のカーボンカリキュレーターに正式に統合しました。この技術は、ユーザーの目に見えるクリエイティブ・アセットに対してのみデータを転送するため、データ消費を無駄にせず、よってCO2排出の削減に寄与します。数字としては、28市場にわたる260以上の広告主がこの技術を利用し、デジタル広告のパフォーマンスの向上を実現しました。具体的には、アジアの主要銀行の一つであるUOBのキャンペーンでは、SeenThisの技術を使用することで、データ消費を25%削減し、ビュースルー率が245%向上しました。

すべての広告主にメリットを



この提携の魅力は、すべての顧客広告主がキャンペーンプランニング時に最適化の効果を評価できることです。分かりやすい形でデータを活用することで、施策の成功を収め、持続可能なマーケティングプロセスを構築することが可能になります。業界全体からの関心が高まる中、広告主は徐々にSeenThisの技術を取り入れ、排出量の削減ながらもパフォーマンスの向上を実現しています。

今後の展望とメッセージ



グループエムのグローバルパートナーシップ責任者、キーリ・テイラー氏は、「メディアの脱炭素化を推進するためのグローバルな枠組みを構築し、持続可能な広告の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました」と述べています。これは、広告業界全体が環境意識を高める一助となるでしょう。また、SeenThisのグローバルエージェンシーディレクターであるトーマス・ボウエンズ氏も、提携によりCO2削減とパフォーマンスを両立できることを強調しており、長期的なビジョンを持って取り組んでいることがわかります。

グループエムとSeenThisの協力によって、今後の広告業界が持続可能性をいかに実現していくのか、目が離せません。この取り組みは、広告主だけでなく、消費者、企業、そして地球全体にとって、より良い未来を築くための重要な一歩と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
WPPマーケティング・コミュニケーションズ合同会社
住所
東京都渋谷区恵比寿恵比寿ガーデンプレイス30階恵比寿ガーデンプレイスタワー
電話番号

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