『Global Media Camp』での市民ジャーナリスト体験
未踏の地域を深く理解し、自らの足で情報を得る。それが『Global Media Camp』(GMC)です。このプログラムは、西アフリカのベナン、南米のコロンビア、東南アジアのタイで開催され、地域の人々と直接対話し、記事作りを行うユニークな体験を提供します。
プログラムの背景
世界中で市民ジャーナリズムは注目されており、特に途上国においては、現地の視点を理解するための重要な手段となります。『Global Media Camp』は、ジャーナリストを志望する学生や社会人に最適なプログラムであり、自分自身の経験をもとに記事を書き、発信することが奨励されています。
このプログラムは、すでに9カ国で41回の開催実績があり、205名以上の参加者を迎えてきました。参加者は、学生からJICA職員、さらにはさまざまな背景を持つ社会人まで多岐にわたります。年齢層も18歳から59歳と幅広く、このプログラムでは個々の専門性や経験が生かされるのです。
2025年の開催地と内容
2025年2月と3月、西アフリカのベナン・南米のコロンビア・タイのチェンマイを選んでプログラムに参加できます。各地では現地の方々との取材を通じて、地域の文化や社会問題を深く探求します。
- - タイ(チェンマイ): ミャンマー難民を取材し、彼らのストーリーに焦点を当てます。特にタイ北部の煙害問題にも触れる予定です。
- - ベナン: 農村の物語を追い、ブードゥー教の教えや村の生活を体験しながら取材します。農業の実態や地域の人々の生活についても理解を深められます。
- - コロンビア: ベネズエラ難民や国内避難民、先住民の視点を通じて、地域の複雑な問題を学ぶ機会が得られます。
無料説明会のご案内
GMCについての無料説明会が、12月6日と18日の二日間、Zoomで行われます。参加者は、編集長で講師も務める長光大慈氏から直接話を聞くことができ、自由に質問もできる場が提供されます。興味のある方はぜひ参加してみてください。なお、事前にPeatixで申し込みが必要です。
プログラム参加者の声
過去の参加者からは、「現地の人々から直接話を聞くことで、その国の文化や人々の考え方に対する理解が深まった」との声が多数寄せられています。 取材を通じて築かれる信頼関係や自らのスキルアップが高く評価されており、GMCの価値が実感される経験となるでしょう。
まとめ
『Global Media Camp』は、ただの体験ではなく、参加者自身の成長に寄与する印象的なプログラムです。途上国の社会に足を運び、その場の空気を感じ、自分の言葉で表現する意味を見出すチャンスがここにあります。興味のある方は、ぜひ無料説明会に参加して、未来の自分を拓く第一歩を踏み出してください。