高大連携研究会が京都で開催
2023年3月9日、京都市に位置する京都先端科学大学で「高大連携研究会」が行われました。この取り組みは、高校教員を対象に約40名が参加し、最近注目されている高大連携をテーマに据えています。
この研究会の目的は、主に三つあります。まず一つ目は、現場での悩みや葛藤を正直に共有し共に考えることです。二つ目は、対話を通じて新たな問いや工夫を見出すこと。そして三つ目は、探究的な学びに関わる仲間たちとつながり、長期的なコミュニティを形成することです。
当日は、本学と高大連携協定を締結している芝浦工業大学柏中学高等学校から、探究的な学びを中心にしたカリキュラム・マネジメントについて、また神田女学園中学校高等学校からは高大連携の実践事例が紹介されました。
発表者として登壇したのは、芝浦工業大学柏中学高等学校の越野貴嗣教諭と、神田女学園中学校高等学校の芦澤康宏学校長。両校の貴重な実績を踏まえた具体的な事例紹介は、参加者たちにとって非常に有意義でした。
続いて、本学の副学長である田畑修教授とバイオ環境学部長の三村徹郎教授を交えたパネルディスカッションが行われました。参加者からは、「これまでの会では高校の事例を聞くことが多かったが、今回は大学の視点からの意見を聞けてとても貴重だった」との意見が寄せられ、大学と高校の連携強化の重要性が確認されました。
他にも、「他校の実践報告は、自校のカリキュラム・マネジメントに役立てる資料がたくさんあった」との声もあり、今回の研究会は参加者にとって新たな知識の獲得と実践の刺激となったようです。
今後、京都先端科学大学は高等学校との連携をさらに強化し、次世代を担う人材の育成に取り組んでいくことを明言しています。このような合意形成と情報共有は、教育現場における新たな潮流を生み出すことでしょう。
この研究会を契機に、さらなる連携が進められることを期待しつつ、教育の未来を切り拓いていく多くの関係者の努力に注目したいと思います。