ロードスターキャピタル、2025年度通期決算の発表
2026年2月13日、東京都に本社を置くロードスターキャピタル株式会社が2025年12月期の通期決算を発表しました。同社は「不動産とテクノロジーの融合によって未来のマーケットを切り開く」というミッションのもと、不動産業界での革新を目指しています。
決算のハイライト
報告によると、同社は全ての事業で過去最高の売上を達成しました。特に、不動産の販売用在庫も確実に増加し、業績向上に寄与したとされています。また、株主への配当も計画より3円増の86円が予定されています。
M&Aの成功
決算の重要なトピックとしては、同社初のM&Aが挙げられます。Hash DasH Holdingsの完全子会社化により、第一種金融商品取引業を運営する体制を整え、ブロックチェーン技術を基にした不動産セキュリティトークン・オファリング(STO)の開発が実現しました。2026年夏頃には、第一号案件の提供予定もあります。
物件取得の成果
また、銀座エリアの貴重な物件である「銀座菊正ビル」と「銀座ニューセントラルビル」を契約し、独自のネットワークを駆使して取得に成功しました。これらの物件は立地の優位性やバリューアップの余地から、今後の成長を大きく支える資産と考えられています。
クラウドファンディング事業の進展
更に、クラウドファンディング事業『OwnersBook』において、約6年ぶりとなるエクイティ案件を組成・提供しました。この取組では、京都のアパートメントホテル『MIMARU京都 二条城』を信託財産とした商品が投資対象となります。
事業別の業績
不動産投資領域
不動産投資領域では、コーポレートファンディング事業において9物件を売却し、売上高は過去最高を記録しました。オフィスを中心に7物件を取得し収益性の向上を図っています。
アセットマネジメント事業
アセットマネジメント事業では、第4四半期に大型物件の売却に成功し、前年同期比で48%の増収を実現しました。特にセキュリティトークン領域への本格参入も計画中です。
Fintech分野の成長
クラウドファンディング事業では好調な不動産市場により借入需要が高まり、売上高は前年同期比で26%増。新たな株主優待制度やプラチナ会員制度も導入され、さらなる成長が期待されています。
2026年度の展望
2026年は国内外からの投資マネーが引き続き流入し、不動産市場が活況を呈すると見込まれています。2027年度には売上高600億円、税前利益167億円を目指し、さらなる増収増益を計画しています。
不動産マーケットの見通し
不動産市場においては、オフィス回帰の動きが進んでおり、特に都心部の空室率は2%台にまで低下。これは賃料の上昇基調に繋がっています。しかし、金利引き上げやコスト増加が影響を及ぼす可能性もあるため、慎重な見極めが求められます。
今後の展開
今後も同社はマーケットの動向を注視しつつ、持続的かつ安定したリターンの確保を目指した戦略を展開します。クラウドファンディング事業を中心に、セキュリティトークンを用いた投資商品や貸付型案件の準備を進め、多様な投資機会を提供する方針です。
次回決算発表
次回は2026年4月30日に2026年度の第一四半期決算発表を予定しております。最新情報はIRカレンダーで随時更新されます。
ロードスターキャピタル株式会社公式サイト