英語保育園「COCOAS」が全国展開を加速、1.6億円の資金調達成功

英語保育園「COCOAS」が新たなステージへ

英語保育園と英語学童を展開するCOCOAS株式会社が、資金調達に成功し、全国フランチャイズ展開を加速する計画を発表しました。これまで累積で1億6,000万円を調達し、未来のグローバルリーダー育成を目指す同社の理念が大きな支持を得ています。

COCOASの設立背景と成長歴

COCOAS KIDS International Schoolは2020年4月に名古屋市内で初めて創設され、2022年には新たに2校目を開校しました。2023年には関東と関西に進出し、教育の提供範囲を広げています。特筆すべきは、2025年に開校予定の「COCOAS KIDS International School & After School 白壁校」で、これは全国初の英語保育園と高齢者施設が融合した複合施設です。

現在、COCOASは直営校5校とフランチャイズ校2校を含む合計7校舎を運営しています。このフランチャイズ展開を推進することで、より多くの子どもたちに質の高い教育を提供することを目指しています。

ミッションとビジョン

同社は「多様な人々が共創し、活躍できる社会へ」という理念を掲げ、教育を通じて親子が共に成長できる環境を提供しています。また、共働きのママを支援するための保育体制の充実にも努めており、女性が活躍できる社会の実現を目指しています。

投資家のコメント

資金を提供した株式会社Kipsの代表、國本行彦氏は、下和田社長の事業に対する強い意志に感銘を受けており、「名古屋の女性起業家団体のリーダーとしての姿勢も高く評価しています」と述べています。

また、株式会社石井不動産の代表、清水昭博氏も「下和田社長のビジョンに共感しており、今後の成長を信じています」と語っています。このような支持を受けて、COCOASは今後の事業展開に大きな期待が寄せられています。

教育内容の重視

COCOAS KIDSは「CODOMO（子ども）＋CORE（個性）＋AS（未来へ）」をコンセプトに、英語を日常言語として使用し、ICT教育やSDGs教育、リトミックなど多様なカリキュラムを提供しています。これにより、子どもたちが自ら主体的に行動し、未来を切り拓いていく力を育てることを目指しています。

さらに、この園では幼児教育無償化の対象となるため、必要性が認められた3〜5歳のお子様には、月額37,000円が補助される制度もあります。これは親にとって大きな支えになり、より安心して教育を受けさせることができます。

今後の展望と採用

COCOASは今回の資金調達により、フランチャイズ展開を加速し、全国へのサポート体制を強化します。また、教育業界の変革に熱意をもった人材の採用も進めていく予定です。具体的には、子どもたちの成長に寄り添える教育への情熱を持つ方、多様性を尊重できる方を広く求めています。

会社概要

COCOAS株式会社は、2015年に設立され、現在名古屋市に本社を置いています。事業内容は、成人・子ども向け教育事業や、COCOAS KIDS International School及びCOCOAS KIDS After Schoolの運営を含みます。

今後、COCOASの進展は多くの子どもたちに未来の夢を実現させる所在となるでしょう。教育の現場で新たなチャレンジに挑むCOCOASに、目が離せません。