黒部の地域移動を共に考える「モビLAB@KUROBE基地」キックオフイベント
2026年8月7日、富山県黒部市にて「モビLAB@KUROBE基地」のキックオフイベントが開催されました。合同会社LOCUS BRiDGEが協力団体として参画し、地域住民、行政、企業、福祉に携わる方々など約30名が一堂に会しました。参加者は昨年度の黒部市での移動に関する実証結果を振り返りながら、今後の「地域移動」についての意見を交わしました。
LOCUS BRiDGEは、自治体との公民連携や地域課題を出発点とした事業の構築に取り組んでいます。参加者同士の対話を促進し、プロジェクトの具体化や実証に向けた支援を行います。
Community Driveプロジェクトの紹介
キックオフの中で紹介された「Community Driveプロジェクト」は、単なる交通サービスの導入にとどまらず、地域の移動課題を「人」と「地域内の合意形成」を通じて解決することを目指す共創プロジェクトです。このプロジェクトでは、地域住民をはじめとした関係者が主体的に移動課題を考え、実際に解決に向けて行動できる「コミュニティ・ドライバー」を育成します。これは住民、行政、企業など多様な主体が協力して課題解決に向かうものです。
昨年度の実証結果を踏まえた意見交換
イベントの後半では、昨年度黒部市で取り組まれた3つのマイクロプロジェクトの実証結果を振り返りつつ、参加者それぞれの気づきや意見を付箋に書いて共有しました。同じ結果でも感じ方は異なるため、年代、普段の移動手段、仕事、家族構成などが影響します。新たに参加した人々と昨年度からの参加者の意見が交わされ、今年度の取り組みに繋がる貴重なヒントを探りました。
テーマ別のグループ討議
テーマごとに関心のあるグループに分かれ、今年度のマイクロプロジェクトに繋がるアイデアを出し合いました。地域住民や企業、行政の関係者が同じテーブルに集まり、「地域の移動」という共通のテーマについて意見を深める場が設けられました。参加者は普段の生活の中で直面している移動課題について真剣に考えていました。
移動を誰にとっても身近なテーマとするために
一般の参加者にとって自家用車が生活の中心となっている場合、地域の移動課題を即座に自分事として捉えることは難しいかもしれません。しかし、自分自身や家族が高齢化し、車の運転に不安を感じる未来を想像すると、移動について考える重要性が浮き彫りになります。「モビLAB@KUROBE基地」は、現在移動に困っている人だけでなく、すべての住民が今後の生活を考えながら地域の移動について協力していくことを重視しています。
今後のスケジュールと参加の呼びかけ
キックオフイベントを皮切りに、2027年2月までの7回のプログラムが予定されています。今回の意見やアイデアに基づき、具体的なマイクロプロジェクトを企画し、実証計画の作成、フィールド調査、結果の分析へと進めていく予定です。LOCUS BRiDGEは地域住民の声を具体的な取り組みへとつなぎ、地域課題の解決を支援してまいります。
実は、モビLAB@KUROBE基地では、キックオフに参加されなかった方も歓迎しています。次回は、2026年9月15日(火)に開催予定です。地域移動について関心がある方や、何か始めたいと考えている方の参加をお待ちしています。
まとめ
「Community Driveプロジェクト」と「モビLAB@KUROBE基地」は、地域の移動課題を解決するための重要な一歩。未来の地域づくりや、移動に関する新たな考えを持つ参加者が増えることを期待しています。次回のイベントで、新しい価値観や視点を持ち寄ることを楽しみにしています。