トヨクモが安否確認サービス2の連携機能を追加
トヨクモ株式会社は、法人向けの安否確認システム「安否確認サービス2」に、サイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone」との連携機能を新たに追加しました。この機能により、kintoneに登録された従業員情報を簡単に安否確認サービスに取り込むことができるため、企業は安否確認のプロセスを大幅に効率化することが可能になります。
kintoneとの連携機能の詳細
kintoneアプリに登録された従業員情報を安否確認サービス2に自動で同期できるこの新機能は、企業や団体が手間や追加費用をかけることなく、安否情報を管理できるように設計されています。
従来、安否確認サービス2のエンタープライズプランでは、他のシステムと連携させる際に自社開発や外注が必要でしたが、今回の機能追加により、その負担が大幅に軽減されました。これにより、企業は日々の従業員情報の更新作業を簡素化し、常に最新の情報を管理することができるようになりました。
安否確認サービス2とは
「安否確認サービス2」は、2024年10月時点で4,000社以上が利用する法人向けのシステムであり、従業員の安否確認に加え、その後の情報共有や対策指示を行う機能が充実しています。災害発生時には即座に全従業員の安否を確認できる体制を整えるため、掲示板やメッセージ機能も用意されています。
市場のニーズと企業の必然
2004年の新潟県中越地震を経て、企業は災害時の連絡手段の重要性を改めて認識しました。安否確認はもちろん、業務継続のための対策が求められています。しかし、緊急時の連絡網が機能しない問題も多くの企業が直面しました。トヨクモはこうした課題を解決するために「安否確認サービス2」を開発しており、想定外の事態にも対応できるシステムを目指しています。
今後の展望
トヨクモは、成長する市場において「安否確認サービス2」が選ばれる存在であり続けるよう、さらなる改良を重ねていく方針です。災害時における初動対応や緊急対応に役立てられるよう、今後もサービスの向上に努めていくとしています。
企業情報
トヨクモ株式会社は、クラウドサービスを提供するSaaS企業であり、2010年に設立されました。現在は、16,000以上の契約がある実績を持ち、IT初心者でも使いやすいシステムを提供することに力を入れています。
嬉しいことに、トヨクモは今後も多くの企業や団体に貢献し、全ての人々が安否確認サービスを通じて安心できる社会を目指していくことでしょう。