多様性の力を活かす新しい試み『HERALBONY ACADEMY』の創設

新たな知の拠点『HERALBONY ACADEMY』が始動

岩手県盛岡市に本社を構える株式会社ヘラルボニーが、創業7周年を機に新たな知の拠点『HERALBONY ACADEMY（ヘラルボニーアカデミー）』を設立しました。これまで約40団体・2,000名以上に体験型のDE&I（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）プログラムを提供してきた同社は、今後の活動をさらに広げ、組織内での“ちがい”を活かした構築に取り組むことを決意しました。

組織づくりへの第一歩

アカデミーの設立にあたり、特に注目されているのは、大学との共同研究を推進し、理論と実践の両面から“ちがい”を力に変える組織づくりを目指すことです。多様性を尊重しつつ、それを活かす方法が求められる現代、固定観念にとらわれず、探索と挑戦を続けられる柔軟な組織が理想的とされています。これに対し『HERALBONY ACADEMY』では、単なる“正しさ”を押し付けるのではなく、「ちがい」を面白がるマインドを育む「FUNclusion（ファンクルージョン）」の理念を掲げ、研修プログラムや教育機会の提供を行います。

初のイベント開催予定

8月20日には、臼井隆志氏（アートエデュケーター）を迎え、トークイベントとオリジナルカードゲーム型のワークショップの先行体験会が行われます。このイベントは“ちがい”を基にした組織づくりに関心のある人やHR担当者を対象にしており、実践と対話を通じて新しい視点を得る場を提供することを目的としています。

VUCAとBANIにおける挑戦

VUCAやBANIといった不確実で複雑な時代背景も、アカデミー設立の背景にある重要な要素です。特に現代社会では、固定観念を打破し新たな価値を生み出す組織の必要性が高まり、多様性の活用がカギとなります。アカデミーは、ちがいを面白がれる環境を通じて、個々の特性や価値が活かされる社会の形成に寄与することを目指しています。

研修プログラム「PEACE」

アカデミーでは、オリジナルカードゲーム「PEACE」を用いたDE&I研修プログラムも新たに始動します。このプログラムは、マイノリティの経験をゲーム形式で体験できる内容になっており、参加者が楽しみながら自己理解を深めることを目指しています。今後もより多くの体験型イベントやプログラムを展開し、組織内での多様性を促進していく計画です。

まとめ

『HERALBONY ACADEMY』は、誰もが“ちがい”を楽しめる世界を作るために、日々の活動を通じて多様な人々との出会いや対話を重ね、新たな文化の創出を目指します。この新しい場がどのように成長していくのか、期待が高まります。ぜひ、今後の活動に注目し、ぜひ参加してください。詳細やお申し込みは、公式サイトおよびイベントページを参照ください。