女性向けヘルスケアブランド「WRAY」が資金調達を実施
女性向けヘルスケアのD2Cブランド「WRAY(レイ)」が、マネーフォワードベンチャーパートナーズのアントレプレナーファンドであるHIRAC FUNDやサニーサイドアップパートナーズなどから資金調達を行いました。この資金調達は、女性たちのパフォーマンス向上を支援する事業の一環として位置づけられています。
Brand Missionと目的
WRAYは「女性のベストパフォーマンスをサポートする」というミッションを掲げています。特に、ホルモンバランスや年齢による体調の変化に根ざした問題を解決することを目指しています。その第一歩として、月経前症候群(PMS)に特化したセルフケアプロダクトを開発し、2020年8月に商品を発売する予定です。これらのプロダクトによって、多くの女性が抱える身体的および精神的な悩みを軽減したいと考えています。
ブランド名「WRAY」の由来
ブランド名の「WRAY」は、
- - W: 女性(Women)
- - ray: 一条の光、エネルギー線としての広がる光
このブランド名には、女性たちが光り輝き、周囲に対してもその光を広げていくような意味が込められています。企業名としても使用され、女性の活躍や相互扶助を基盤に、社会的な課題を解決することを目指しています。
女性の健康問題に対するアプローチ
WRAYの誕生背景には、実際に女性の約8割が生理前に体調不良を経験しているというデータがあります。多くはイライラや気分の落ち込み、肌荒れおよび腰痛といった症状です。これらは月経前症候群(PMS)によるもので、その重篤な症状は時に食欲不振や精神的な障害にまで至ることがあります。残念ながら、多くの女性はこの問題について周囲に助けを求めず、我慢するか、市販の鎮痛剤に頼ってきました。
WRAYでは、自社メディアを通して女性たちが自分に最適なケアの選択肢を見つける手助けをするとともに、様々なプロダクトを展開し、毎日の生活の質を向上させることを目指します。
サブスクリプションモデルとハイテクネイティブなアプローチ
WRAYでは、サブスクリプションタイプのD2Cモデルを採用しています。これにより、顧客のニーズに合わせた商品を定期的に提供する仕組みを整えています。また、各プロダクトはすべて日本製で、直接工場から仕入れることでコスト削減を実現し、職人たちのこだわりが反映された高品質な商品をハンドメイドで提供しています。
創業者について
創業者の谷内侑希子は、早稲田大学で商学を学び、2007年にはゴールドマン・サックスに入社しました。その後も金融業界で経験を積みつつ、スキンケアブランドのプロジェクトにも関わりました。
自身の子育ての経験を通じて、PMSやホルモンの乱れが、多くの女性にとってのキャリアや家庭生活の障壁であり得ることを実感した谷内氏は、「WRAY」を2020年に立ち上げたと語っています。
会社の基本情報
これからのWRAYの展開に期待が寄せられています。社会に影響を与えるヘルスケアブランドである同社の成功が楽しみです。