「ゴールドウイン」が中国大陸に直営店「Goldwin Hangzhou」を開店

株式会社ゴールドウインが、2025年1月10日（金）に中国大陸4店舗目となる直営店「Goldwin Hangzhou」を浙江省杭州市の大型商業施設、万象城购物中心にオープンします。この店舗は、浙江省の中心都市である杭州市上城区に位置しており、地元の文化や経済を反映した敏感なテナントが集まるエリアで展開されます。杭州は、古来より政治・経済・文化の中心として栄えてきた地であり、高速鉄道を利用することで上海からのアクセスも非常に良好です。また、美しい西湖をはじめとする観光地もあり、訪れる方々に多くの魅力を提供しています。

「Goldwin Hangzhou」の店内デザインは、ブランドのミニマリズムを基にしたスタイルで、自然界の美しさである「地層の美」をテーマにしています。特に堆積岩を使用することで、長年培ってきた「知識」を表現する空間が作り出されています。使用されている砂岩素材は、異なる粗さのビシャン仕上げが施され、さまざまな自然の質感を楽しめます。このデザインの狙いは、人と自然との調和を表現すると同時に、地球環境への敬意を示すことにあります。客が訪れることで、ブランドのその理念を直感的に感じ取れる空間になることを目指しています。さらに、「ゴールドウイン」の特有の「ミニマルな日本的美学」を体感できるように配慮されています。

店舗の詳細情報は次の通りです。店名は「Goldwin Hangzhou」（ゴールドウイン杭州）、所在地は杭州市上城区富春路701号万象城杭州万象城L2层L2123、営業時間は10:00から22:00まで、店舗面積は約47.5坪（157㎡）です。取り扱いアイテムは、スキーやアウトドア用品、ライフスタイルウエアなど、ゴールドウインブランドの全カテゴリーを網羅しています。また、WeChat、Weibo、小紅書などの公式アカウントも開設しており、特別な情報を発信しています。

この新店舗は、「ゴールドウイン」のグローバル成長を目指すプロジェクト「Goldwin 500」の一環として、2024年4月に発表されたもので、中国大陸での出店を急速に進めています。すでに2024年には成都、上海、杭州の3都市に店舗を開店し、より多くの人々に質の高い製品を届けることを計画しています。ゴールドウインは、これからも高品質な製品提供を通じてブランドの認知度を高め、ファンを増やしていくことを目指しています。これによって、2033年にはグローバル売上高を500億円にまで成長させる目標を立てています。

これまでの実績としては、2019年に米国サンフランシスコに初の海外直営店をオープンし、2020年にはドイツ・ミュンヘン、2021年には中国北京に出店しました。直近では2024年に中国大陸内で最も大きな店舗である「Goldwin Shanghai」をオープンし、好調な売上を記録しています。このように、ゴールドウインは海外市場での成長を進めており、杭州市での新たな店舗オープンがさらなる成長に繋がることが期待されています。