新たな経営人材支援事業の始動
株式会社エル・ティー・エス(LTS)は、2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」に採択され、事業を開始したことを発表しました。この事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が支援するもので、大学の技術を基にしたスタートアップの成長を促進することを目的としています。
事業の背景と目的
NEDOは、大学から発信される技術やアイデアを持つ起業家や経営者候補を募集し、彼らと大学発スタートアップとのマッチングを行うことで、経営人材の確保を図ろうとしています。この取り組みを通じて、大学発スタートアップの成長を支援し、さらには経済活性化や新たな雇用の創出につなげることを目指しているのです。
特に、エネルギーや地球環境問題の解決に関連するディープテック分野の人材を見つけ出し、大学発の企業における経営参画を促すことで、先進的な産業の発展を支えていくのが狙いです。
募集する経営人材の定義
この事業では、若手経営者としての意欲を持ち、経営資源としての経験を兼ね備えた総合的な人材を求めています。具体的には、CEOやCOO、CFO、CTO等のCXO人材を想定しており、スタートアップを支え成長へ導く役割を担うことが期待されています。
具体的な取り組み内容
LTSは中四国地方の大学、企業、経済団体等と連携し、全国から経営人材を募集。企業と大学の技術をリンクさせる活動を行います。具体的な取り組み内容は以下の通りです。
1.
経営人材の発掘と育成
経営人材の発掘方法を検討し、関連する人材のリストアップを行います。必要に応じて教育プログラムも提供し、能力向上を図ります。
2.
マッチング機会の創出
定期的にマッチングイベントやワークショップを開き、研究者と経営人材の出会いを促進します。
3.
環境整備
経営人材が設立するスタートアップで活躍できるように環境を整える支援を行います。定期的なミーティングで情報共有を行い、スムーズな活動をサポートします。
4.
進捗の分析と共有
適切なKPIを設定し、事業の進捗状況を定期的に見直し、改善点を分析。報告会を通じて実施結果を広く公開します。
募集ホームページ
詳細な情報や応募方法については、以下のホームページをご覧ください。
経営人材募集ホームページ
まとめ
今回の取り組みは、大学発のスタートアップが持つ技術と、経営スキルを持つ人材との出会いを創出する重要な試みです。これにより新たなビジネスが生まれ、地域経済の活性化が期待されています。興味がある方はぜひ参加を検討してください。