有料レジ袋の意識調査
2024-09-28 01:27:41

4年経過した有料レジ袋の利用実態と意識の変化について

10月は環境省が提唱する「3R推進月間」で、リデュース・リユース・リサイクルの重要性が再確認される時期です。最近、くふうカンパニーグループが運営する買い物情報サービス「トクバイ」による調査が実施され、その結果が注目を集めています。この調査では、トクバイのユーザー9,664名を対象に、マイバッグの使用状況や有料レジ袋の購入意向について質問が行われました。

調査の結果、驚くべきことに、85%以上のユーザーが買い物の際にマイバッグを「いつも持参している」と回答しました。このことから、レジ袋の有料化が生活者の行動習慣に大きな影響を与えていることが明確になりました。2020年7月からの有料化以降、マイバッグの使用が習慣化され、その利便性を認識する人々が増えていることがわかります。

一方で、有料レジ袋の購入に関する意識も興味深い結果を示しています。約75%の回答者が「有料レジ袋は購入しない」と答え、購入する理由としては「マイバッグを忘れたとき」が66%と最も多く、必要がある場面でのみ有料レジ袋を利用していることがわかりました。さらには、4人に1人が「ゴミ袋や収納袋としての活用のためにレジ袋が欲しい」との意見もあり、この点はレジ袋に対する新たな使われ方を示しています。

調査結果からは、レジ袋の有料化が生活の中でどのような影響を与えているのかが明らかになりました。まず、約4割の人が「自宅にビニール袋がなくなって不便だ」と感じている一方で、半数以上が「この流れは当然だ」と認識しています。また、環境意識の変化も感じられ、「エコ意識が高まった」との回答も28.9%に上りました。

さらに、家計簿アプリ「Zaim」のデータからも興味深い情報が得られました。ここ3年間の有料レジ袋の購入数は下降傾向にあり、特に2023年11月以降に大きな減少が見られています。この現象は、原料費の高騰や値上げの影響も考えられるため、利用者の傾向が変わりつつあることを示唆しています。

ますます注目されるレジ袋の取り扱いや、マイバッグの利用促進は、これからも持続可能な社会に向けた重要な一歩と言えるでしょう。生活者の意識が変わり続け、エコ意識がさらに広がっていく中で、どのような新たな施策が現れるのか、今後の動向に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社くふうカンパニー
住所
東京都港区三田1-4-28三田国際ビル 23階
電話番号
03-6435-1687

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