防衛技術の進化
2025-10-29 11:10:19

日本企業が台湾の国際防衛展示会で新たな技術を発表

プロテクトアーツ、台湾の国際防衛展示会に日本初出展



2025年9月18日から20日にかけて、台湾台北市で行われる航空宇宙・防衛技術展示会「TADTE 2025」にて、プロテクトアーツ株式会社が日本企業として初めて出展します。プロテクトアーツは、北海道札幌市に本社を構え、非常に先進的な防災技術を開発している企業です。

この会社の特長は、就業する人々の安全を最優先に考えた空気管理技術の提供にあります。特に、同社が開発した「ATバリア150」は国内初のシェルター用換気システムであり、近年の災害や有事時における安全な呼吸空間の確保に寄与することが期待されています。この換気システムは、災害時に必要な安全性を提供するため、多層フィルターを使用して放射性物質や有毒ガス、臭気、感染症といった空気中の様々な脅威を除去する能力を持っています。

TADTEでの注目



展示会には、各国の防衛関係者や防災関連の企業が集結し、プロテクトアーツのブースにも多くの来場者が訪れました。「ATバリア150」は、実演を通じてその高い空気浄化能力が評価され、参加者からは「実際にシステムがどのように機能するのかを知ることができた」との声も寄せられました。また、地元メディアにも注目され、国産の換気装置としてその「保守性」や「即応性」に高い評価が寄せられました。

日本初出展の背景



プロテクトアーツの出展は、今後の日本の防災・減災戦略にとって重要な一歩となるものでしょう。特に、台湾の国防・防災体制との関係性は、震災発生時の空気の安全確保に関わる重要な課題です。緊迫した安全保障環境の中で、同社は現地の意見を間近で聴き、災害時における「空気の安全性」を確保するための具体的な手法や考え方を探り続けています。

小熊正輝代表取締役は「国際的な場で我々の技術が認められたことは、非常に光栄であり、同時に大きな責任でもある」と述べ、システムの導入が日本国内のシェルター環境や避難所の改善に貢献することへの期待を語っています。今後は、海外での成功を踏まえ、国内での普及や技術革新をさらに進めていく方向を示しています。

未来に向けて



2026年春には、世界初の一酸化炭素除去機能を搭載した新型換気装置を発表する予定で、さらなる注目が集まっています。これにより、さらに多様な形で空気の安全性を確保できることが期待されており、プロテクトアーツの「空気の防衛」という理念が実現に向けて動き出しています。

また、全国の自治体や介護施設、病院などへの導入提案にも力を入れ、避難所の環境改善や感染症対策にも対応していくことを考えているようです。海外進出も視野にいれ、欧州地域への展開が進行中とのこと。今後の「ATバリア150」や新商品「ATバリアLite」の販売にも、期待が高まります。

これからもプロテクトアーツの活動には、注目していきたいところです。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
プロテクトアーツ株式会社
住所
北海道札幌市中央区北六条西23丁目1-12
電話番号
011-624-7023

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。