SES_HUBが業界革新をもたらす!
東京都に拠点を置くHit me up Inc.は、その営業支援AIツール「SES_HUB」で2025年12月25日に業務ロール別パーミッション(RBAC)を導入すると発表しました。このメールは、SES業界において重要な変革を引き起こす大きなステップとなります。
SES_HUBの新しい機能
SES_HUBは、過去4年間の運営で「SESマッチングプラットフォーム」「AI営業支援ツール」として多くの顧客に利用されてきました。今回のアップデートでは、次の特徴が含まれています:
- - 業務ロールに基づくパーミッションの明確化
- - BtoB連携の強化
- - 公開APIの導入
- - 情報設計(MECE)の採用
- - セキュリティ階層の設定
- - 商流・権限の最適化
これにより、SES業界における情報アクセス権の管理が進化し、過去の曖昧な商流や不透明な情報流通の課題を緩和することが期待されます。さらに、企業は「誰が、どの情報に、どの範囲でアクセスできるか」を明確にコントロールし、商流を円滑化することが可能になります。
問題解決に向けた取り組み
SES市場は、長年にわたり発注者と提供者の役割が曖昧でした。仲介事業者が無制限に情報へアクセスすることで、意図しない情報流出や商流の偽装が生じ、リスクが増大していました。しかし、エンタープライズやSIerでは内部統制や情報リスク管理を強化しなければならない状況が続いており、従来のSES業界の慣習がそれに追いつかないという問題が発生していました。
SES_HUBの導入したRBACは、このギャップを解消し、ユーザー企業が求める情報管理基盤の構築を可能にします。
各業務ロールの役割
SES_HUBでは主に3つの業務ロールに分かれ、各ロールごとにアクセスできる情報や機能が異なります:
1.
発注・決裁権限を持つ事業者(SIer、エンタープライズ)
- ロール:A
- 付与:API Key(キャンペーン中は無償)
- 特徴:案件情報を自社システムへAPI連携し、商流の内部統制を強化する。
- メリット:商流透明化やリスク低減、ベンダー管理の精度向上。
2.
直接リソース提供を行う事業者(システム開発会社、フリーランス)
- ロール:B
- 付与:API Key(有償)
- 特徴:人材情報の登録が可能。誤った商流を防ぐ役割。
- メリット:偽装商流や誤情報を排除し、適正な契約形態を維持。
3.
仲介事業者(SES会社、営業)
- ロール:C
- 付与:Webアプリアカウント(有償)
- 特徴:法人として商流に責任を持つ情報のみ登録可能。
- メリット:発注側の情報管理の意図を尊重し、業務を標準化。
企業へのメリット
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本アップデートによって、企業は商流の透明性を高め、仲介業者の不当に情報にアクセスすることを防ぎ、リスク管理を強化することができます。
特に、SES市場で課題となっていた情報混乱を緩和し、発注およびリソース提供のプロセスを企業側が主導できる体制を構築することが可能です。
導入スケジュールと申し込み方法
SES_HUBの新機能は、2025年12月26日から提供開始されます。事業者が契約形態や役割に応じて利用できる範囲や機能は、逐次審査を経て詳細が案内される予定です。
代表のコメント
CEOの荻野氏は、「SES市場は長年、情報流通が無防備でした。RBAC導入により、企業が主体的に情報をコントロールできる基盤を構築し、取引の質と安全性を向上させていきます」と述べています。
まとめ
SES_HUBのRBAC導入は、SES業界の透明性を飛躍的に向上させる画期的な試みです。業務の効率化とリスク低減へ向けた新たな一歩を踏み出す企業にとって、見逃せないチャンスとなるでしょう。