EMOSHAREが経済産業省の補助金を再度獲得
株式会社EMOSHAREは、2022年7月12日、経済産業省による「大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金」での公募において採択され、新たな事業創造を進めることとなりました。これで2年連続の採択となります。この補助金は、新規事業の開発に伴う費用を一部支援するもので、出向起業を活用した事業進展のための貴重な財源となります。
EMOSHAREの背景
EMOSHAREは、南海電鉄が実施している「新規事業開発プログラム」から生まれた企業です。このプログラムは、社員が自身のアイデアを事業化することを目的とし、グループ内の人材を活用してイノベーションを供給するものです。2021年5月に設立されたEMOSHAREは、次世代の感情共有プラットフォームとしての役割を果たしています。
新規事業開発プログラムとは
南海電鉄の新規事業開発プログラムは、社員による事業創造を通じて、より革新的な企業文化や風土の醸成を目指しています。プログラムが開始された当初から、EMOSHAREを含む複数の事業が法人化されるなど、事業の加速が見られています。2022年には、EMOSHAREアプリの正式版と同時に、特定のコンテンツを通じてコミュニティを築く新機能を提供する予定です。
EMOSHAREのビジョン
EMOSHAREは、同じ趣味や嗜好を持つ人々をリアルタイムでつなぎ、感情を共有できるプラットフォームを運営しています。特許出願中のコミュニケーション機能により、参加者は様々なイベントやスポーツ観戦の際に、自由に会話することができ、孤立しがちなサブカルチャーファン同士の交流を促進しています。
これまでの実績
- - 2021年5月: EMOSHARE設立
- - 2021年8月: EMOSHAREアプリベータ版リリース
- - 2022年4月: アプリ正式版リリース
- - 2022年6月: コミュニケーション機能のアップデート
- - 2022年8月: 公式ファンコミュニティ機能のリリース予定
EMOSHAREは、アプリ開発を通じて、相互に理解し合えるファンコミュニティを築くことを目指しています。これまでの活動を基に、将来的には更なる機能拡充や新規事業の開発に向けた取り組みが期待されています。
おわりに
EMOSHAREや南海電鉄は、新規事業の推進だけでなく、社員が主体的にアイデアを具体化する環境を整えることで、イノベーションを促進していく方針です。今回の補助金採択は、彼らの事業に一層の成長をもたらす契機となることでしょう。今後の動きに注目が集まります。