株式会社アイダ設計が運営する「プレカット事業部 茨城工場」が、環境に配慮した製品・デザインを表彰する国際的な環境賞「Green Good Design Award 2024」を受賞しました。
「Green Good Design Award 2024」は、環境配慮に優れたデザインを評価することで世界中の人々の環境認識を高めることを目的とする国際的な環境賞です。近年注目度が高く、昨年は「虎ノ門ヒルズ」や「スタンフォード大学」なども受賞しています。
今回の受賞は、「プレカット事業部 茨城工場」が有する木造加工の本質を体現した建築デザインと機能性、持続可能な建設方法への先駆的なアプローチが高く評価された結果です。
「プレカット事業部 茨城工場」のデザインは、建築家の宮下信顕氏(エムアールスタジオ株式会社代表)の監修を受け、木材の加工プロセスそのものを建築化することでデザインされています。工場全体のデザインを通して、高品質な集成材の塊から必要な部品を無駄なく取り出すというシンプルな生産プロセスを可視化し、プレカット技術の高さ=住宅品質の高さを象徴しています。
外観からインテリアの細部に至るまで、一貫したデザインが展開されていることも特徴です。機能面では、最新鋭の加工機を導入することで、様々なデザインや間取りに対応した特殊加工が可能になりました。さらに、生産管理システムの導入や機械の自動化により、加工精度の向上と省人化も実現しています。
アイダ設計は今後も、環境に配慮した持続可能な建築を実現することで、社会への貢献を目指していくとしています。