埼玉県は、令和7年3月15日(土)に「デフリンピック出場選手による陸上競技体験会」を開催します。このイベントでは、聴覚障害者に特化した独自の技術を使用し、参加者が楽しく競技を体験できるようサポートします。
特別ゲストの紹介
当日は、埼玉県ゆかりのデフ陸上競技の日本代表選手である門脇 翠選手が登場します。門脇選手は、デフリンピックに出場経験があり、その豊富な経験を活かして、参加者に貴重なアドバイスや指導を行います。
イベントの内容
体験会は、まずデフリンピックやデフスポーツの紹介から始まります。10時00分から10時30分までの時間に、デフリンピックを説明し、大会の重要性や聴覚障害者スポーツに対する理解を深めていきます。このセッションを経て、10時30分から11時30分までは実際の陸上競技体験が行われます。
スタートランプの活用
この体験会では、特に「スタートランプ」が使用されます。スタートランプは、光を使ってスタートを合図するため、聴覚障害者でも安心して競技に参加できるツールです。視覚に頼ったスタート合図は、競技の公平性を保つとともに、聴覚障害者にとって新しい挑戦の機会を提供します。
参加方法
このイベントは無料で参加可能ですが、事前の申し込みが必須です。埼玉県に在住、在勤、または在学の方が対象となっています。申込は、埼玉県の「電子申請・届出サービス」から行えます。応募期限は令和7年3月10日(月)までです。また、参加決定の通知は3月12日(水)17時までにメールで送付されます。
東京2025デフリンピックとは
今年開催される「東京2025デフリンピック」は、記念すべき100周年の大会であり、初めて日本にて開催される国際的なイベントです。この大会には、70~80か国・地域から約6,000名の選手が参加し、21競技が行われます。開催期間は令和7年11月15日から26日までの12日間です。
お問い合わせ
このイベントやデフリンピックに関する問い合わせは、埼玉県県民生活部のスポーツ振興課パラスポーツ担当(電話:048-830-6998、E-mail:
[email protected])までどうぞ。新しい挑戦の場として、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?