ユニファーストのマスク
2020-04-22 15:00:19
企業向けに財布に優しいマスクを提供するユニファーストの新たな挑戦
ユニファーストが提案する「財布に優しいマスク」
新型コロナウイルスの影響で多くの企業や医療機関が日々マスクの不足に直面しています。それに応じて、ユニファースト株式会社がこのたび企業向けに「財布に優しいマスク」を提供開始しました。このマスクは、1枚あたりおよそ45円で入手でき、品質にもこだわっています。
背景と経緯
ユニファーストの取り組みは、顧客からの声がきっかけです。「従業員向けのマスクが不足して困っている」という悩みを聞いたことを受け、同社は独自のマスク生産に踏み切ることに。その目的は単なる利益追求ではなく、社会貢献にあります。
これまでマスクの生産に関与していなかったユニファーストですが、急遽生産体制を整え、この大変な状況に貢献したいと考えた結果、非常にリーズナブルな価格設定となりました。提供開始早々に問い合わせが殺到し、わずか2週間で約200万枚が売れるという好調なスタートを切っています。
マスクの詳細について
ユニファーストでは、2種類のマスクを提供しています。
1. オリジナルマスク(名入れあり)
個別の企業ニーズに応じたオリジナルデザインのマスクを製造可能です。生地や形状、プリント方法まで幅広く選択でき、5,000個からの発注が求められます。納期は校了後約50日から60日と、時間には余裕が必要ですが、オリジナリティあふれるマスクが作成できます。
2. 不織布マスク(安価なタイプ)
こちらは3層構造で、花粉やウイルス飛沫の99%以上をカットできる性能を持ちます。サイズは175×95㎜で、名入れはできません。こちらも30,000個からの発注が必要ですが、納期は約15日から20日と比較的短めです。
社会貢献活動
ユニファーストの取り組みはマスクの提供に限りません。同社は医療従事者への支援として、浅草橋に位置するホテルに衣類(Tシャツやパーカー)を無償提供しました。このホテルは医療従事者のために特別料金で宿泊施設を提供しており、その活動に賛同した形です。地域社会や医療従事者への貢献を強く意識した行動が評価されています。
橋本社長のコメント
ユニファーストの代表取締役社長である橋本敦氏は、「当社はこれまでモノづくりを通じて社会に貢献してきました。今後も企業として、少しでも困っている方々に役立ちたいという思いを持ち続けます」と述べています。
彼の言葉からは、ただ商品を販売するのではなく、企業としての責任を深く感じている姿勢が伺えます。労働者が安心して仕事に取り組める環境作りに貢献できるよう、オリジナルマスクの提供を通して明るい未来を描いていきたいとの期待が込められています。
ユニファーストの今後の展望
今後、ユニファーストはさらなる社会貢献活動に力を入れていくとともに、持続可能な生産体制の確立を目指すとしています。また、様々な分野のプロフェッショナルとのコラボレーションを通じて新たな製品展開も計画中で、「おうち時間を快適に過ごしてもらう」ためのコンテンツも増やしていく予定です。
ユニファーストの挑戦が、多くの人々の心を温めることを願いつつ、彼らの活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
ユニファースト株式会社
- 住所
- 東京都台東区浅草橋3-4-3ユニファースト本社ビル
- 電話番号
-
03-3865-3770