アスクル、初のパラアスリート社員を採用
アスクル株式会社は、社会的課題の解決を目的に、ダイバーシティ&インクルージョンの推進活動を強化しています。その一環として、デフフットサルの選手である野寺風吹(のでら ふぶき)選手を初のパラアスリート社員として採用したことを発表しました。この新しい取り組みは、アスクルが目指す「誰もがうれしい自分を次々と実現できる社会をつくる」というビジョンに沿ったものであり、多様な人材が活躍できる社会の実現を目指しています。
野寺選手について
野寺選手は、1998年1月27日に北海道で生まれ、デフフットサルの日本代表として数々の国際大会に出場した実績を持っています。彼の競技活動は特に顕著で、2019年から2025年6月までの期間において、多くの国際大会で日本の代表として活躍しました。2024年トルコデフリンピックではフットサル競技に出場し、準優勝を果たしています。
競技経歴
- 2024年:第20回トルコデフリンピック フットサル競技 出場準優勝
- 2025年:デフフットサルW杯2025に出場、11位
- 2022-23年:ヴォスクオーレ仙台(Fリーグ)
- 2023-25年:ヴォスクオーレ仙台サテライト(東北1部リーグ)
アスクルの取り組み
アスクルは、今後も成長を続けるために、多様性を受け入れ、様々なバックグラウンドを持つ人々が職場で活躍できる環境を整備しています。野寺選手の雇用は、その方針を具現化するものであり、他の従業員に対しても多様性の価値を理解する機会を提供します。また、選手には競技活動と社会人としての役割を両立させるための柔軟な働き方を提案し、個々のキャリアの形成を支援します。
野寺選手のコメント
野寺選手は、アスクルの一員として迎え入れられたことに深い感謝の意を示し、同社のビジョンに共感していると語っています。また、競技と仕事の双方で挑戦を続け、自分自身を成長させることで社会に貢献し、多様性が豊かな自分らしい生き方を実現していくと決意を述べました。
今後の展望
アスクルは今後もパラアスリートを始めとする多様な人材の活躍を支援し、ダイバーシティの推進を通じて持続可能な社会を目指します。野寺選手の採用は、このビジョンを具体化する第一歩であり、彼の成功が多くの人々にインスピレーションを与えることを期待しています。
公式ウェブサイトでは、アスクルのダイバーシティ&インクルージョンに関する詳細情報が掲載されています。これからのアスクルの活動にご注目ください。