姫路市初の防火絵本『だるまっぷ119』
姫路市の子どもたちの防火意識を高めるための新たな試みとして、姫路西消防署が製作した防火絵本『だるまっぷ119ダルマさんとまちたんけん』が注目を集めています。この絵本は、楽しいストーリーとイラストを通じて、火災や災害についての知識を楽しく学べる仕掛けとなっています。
制作背景と趣旨
『だるまっぷ119』は、姫路市初の防火絵本として企画されました。その目的は、子どもたちやその家族が一緒に楽しみながら防火や防災について理解を深めることです。姫路西消防署のシンボルであるダルマさんが主人公となり、町に隠れる火災の危険をクイズ形式で探し出していくストーリーが展開されます。
このプロジェクトのアイデアは、消防署員たちが一丸となって出し合い、協力して完成させました。ユーモアと教育的要素を兼ね備えた内容は、子どもたちだけでなく保護者にとっても知識を得る良い機会となるでしょう。
どこで閲覧・入手できるのか
この絵本は、姫路市内のいくつかの施設で閲覧することが可能です。具体的には、以下の施設で楽しむことができます。
- - 姫路市立の図書館や分館
- - 姫路市立の児童館や児童センター
- - ひめじ防災プラザ
さらに、姫路市の公式ホームページからは、デジタル版を無料で閲覧したり、ダウンロードすることができます。これにより、より多くの子どもたちにこの絵本を届けることが可能になっています。
配布の取り組み
姫路市立の全ての幼稚園に対してこの絵本が配布される予定で、また姫路西消防署管内の幼年消防クラブに所属する約500名の子どもたちにもそれぞれ配布されます。これにより、地域全体で防火意識を高める取り組みが進められることになります。
終わりに
姫路市の新しい防火絵本『だるまっぷ119』は、子どもたちの防火防災思想の普及に向けた画期的な試みです。楽しい内容と役立つ知識を組み合わせたこの絵本を利用することで、災害に対しての理解が深まり、実生活での防災行動が促進されることが期待されています。是非、親子で一緒に楽しんでみてください。