横浜市で初開催のアジア太平洋循環型都市フォーラム(APCCフォーラム)
2026年9月2日(水)から4日(金)にかけて、横浜市と一般社団法人イクレイ日本が共同でアジア太平洋循環型都市フォーラム(APCCフォーラム)を開催します。このフォーラムは、持続可能な社会の実現に向けて、循環経済に取り組む都市や自治体が集まり、国際機関や企業とも連携を深めるための重要なプラットフォームとなっています。
フォーラムの概要
APCCフォーラムでは、アジアを中心に約30都市・自治体が参加し、循環型社会の実現に向けた取り組みや行動計画を発表します。参加都市には、タイのバンコクやフィリピンのセブ市などが含まれ、今後の政策を高め合うための重要な場となります。特に注目されるのは、各都市が自らのビジョンや取り組みを発表し、相互に学び合う機会が設けられることです。
内容の特徴
フォーラムの魅力は、国際機関や循環経済の専門機関から招かれる有識者たちの知見を都市政策に還元することにあります。参加者には国連の各機関や、エレン・マッカーサー財団などが含まれ、アジア独自の循環社会の実現に向けた課題と展望について議論が行われます。
また、企業の参画も見逃せません。製造業や建築業などの現場から集まる知見をもとに、具体的な政策や公民連携の可能性についても探求していく予定です。
循環型都市の未来に向けたアクション
APCCフォーラムでは、以下のような成果を目指します。
1.
新たな宣言都市の発表 : ACCDの新たな宣言都市をイクレイ日本が公表し、循環型都市のムーブメントを広げていきます。
2.
アジアの優良事例の選定 : 宣言都市の取り組みとその課題を基に、新たな優良事例を選定し、アジア独自の仕組みを紹介します。
3.
次世代へのバトンタッチ : 令和9年に開催予定のアジア太平洋都市フォーラム(APUF-9)に向けて、次世代の声を届けるプロジェクトを立ち上げ、持続可能な社会を担うリーダーを育成します。
アジア循環型都市宣言制度(ACCD)
ACCDは、アジアの都市が迅速に循環経済へと移行することを支援するために設けられた国際的な枠組みです。この制度に署名した都市は、持続可能な都市システムを作るための意思を示し、地域間の連携の強化を目指します。今回のAPCCフォーラムは、ACCDへの参加を促進し、アジア各国の都市が協力して循環型社会を実現するための重要なステップとなることでしょう。
未来への期待
横浜市が発起都市となったこのフォーラムは、アジア地域における循環型の都市づくりの推進に向けた大きな一歩です。地球環境の持続可能性を考える上で、経済と環境が共存するモデルを構築していくためにも、フォーラムの成果から目が離せません。今後の取り組みに期待が寄せられる中、アジアの各都市がどのように連携し、具体的な成果を上げていくのか、注視していく必要があります。