『報道バズ』の挑戦
2020-02-04 09:22:35
元女子アナの挑戦!新ドラマ『報道バズ』が描くメディアの真実と女性の姿
新ドラマ『報道バズ』が描く挑戦と逆境
新たなドラマ『報道バズ』が2020年2月から配信を開始します。本作は、元女子アナがニューヨークでメディアの嘘を追いかける姿を描いた作品で、リアルな社会問題をテーマにしつつ、サスペンスやコメディの要素も取りまぜた一風変わったエンターテイメントとなっています。
主人公の和田明日佳は、以前はバラエティ番組でお色気キャラとして知られた女子アナ。しかし、その後の再起を図る中で、ブルックリンのニュースアプリ会社に新たな職を得ることとなります。彼女が掲げる「嘘のない報道」という理念のもと、メディアの世界の裏側や政界、芸能界へのスクープを掘り起こす姿は、見る者に強い印象を与えます。
しかし、彼女の挑戦は決して平坦ではありません。「目立つ女性叩き」の標的にされ、果ては自身が犯罪ニュースの一部となるという危機に直面します。その中で出会うのは、多様な背景を持つ仲間たち。自己主張が苦手なゲイの技術者、英語が不得手な自称「残念ハーフ」、日英バイリンガルでアイデンティティに悩む日米ハーフなど、多様なキャラクターたちが共に奮闘します。
このドラマは、日本のテレビ局が中心となって製作するのが常の現状を打破し、インディーズとして新たな挑戦をしようとするクリエイターチーム「Derrrrruq!!!」が手掛けました。彼らは、固定観念に挑戦するキャラクターたちを描くことで、観る者に考えさせるメッセージを発信しています。チーム名「Derrrrruq!!!」は、出る杭は打たれるという日本のことわざに由来し、差別化の象徴ともいえるタイトル名に随所に表れています。
全編ニューヨークで撮影されたこのバイリンガルドラマは、ナチュラルなセリフと演技が特徴。観る者に現実感を与え、まるで本物のニュース現場にいるかのような体験を提供します。この新しいアプローチで制作された『報道バズ』は、400名以上の協力者のもと、6年間の製作期間を経てようやく世に登場する運びとなりました。
さらに、ドラマは全6話で、各話の長さは約20分。日本語を基本にしつつ、英語の部分には日本語字幕が付いており、日本人視聴者だけでなく、海外の方々にも楽しんでいただける内容となっています。
配信は、2020年2月5日よりAmazonプライム・ビデオやGoogle Play、YouTube、その他多数のプラットフォームで開始されます。これにより、日本国内外で新たな話題を提供することが期待されます。出演者には、Netflixの『マニアック』やHBOの『The Newsroom』に出演した本田真穂さん、さらに著名な俳優たちが脇を固めています。
メディアの在り方、女性の生き方、そして多様性を問う本作『報道バズ』は、社会に一石を投じる作品として、観る者の心をつかんで離さないことでしょう。今後の展開をぜひお楽しみに。
会社情報
- 会社名
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Tall Trees Playground LLC
- 住所
- 80 STATE STREET ALBANY, NEW YORK, 12207
- 電話番号
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