福岡で楽しむ、涼しげな浮世絵の世界
猛暑が続く福岡の夏、どのように過ごされているでしょうか。そんな時期にぴったりなスポットが、JR博多駅直結の「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」です。この展覧会は、暑い夏でも快適に過ごすことができる、ひんやりとした空間を提供しています。
アートに浸るクールダウン空間
会場内は、静かな空気が漂い、美しい浮世絵の世界に没入することができる“クールダウン空間”が広がっています。特に夕方以降は混雑も和らぎ、まるで“夕涼み”のような感覚でアートを楽しむことができます。江戸時代の美しさと現代技術が融合した作品を、ゆったりとした時間の中でじっくりと鑑賞してみてはいかがでしょうか。
福岡限定展示「筆がとらえた福岡の記憶」
福岡会場ならではの特別展示にも注目です。「玄海灘」を描いた歌川貞秀作《西国名所之内 げん海なだ》や、筑後川の流れを演出した二代歌川広重の《諸国六十八景 筑後 簗瀬(やなせ)》など、地元にゆかりのある作品が揃い、ここでしか観ることのできない特別なコーナーです。この展示を通じて、浮世絵が描いた福岡の美しさを再発見することができます。
着物ジャケット体験が期間延長
江戸の文化を体感できる「着物ジャケットレンタル体験」が好評につき、期間が延長されました。7月16日まで開催されるこの催しでは、気軽に着物を身にまとい、その姿で写真を撮ることができます。浮世絵の一部に自分も参加してみることができる貴重な体験です。レンタル料金は500円(税込)で、会場内での利用となりますので、気軽に立ち寄って楽しんでみてください。
お子様向け特別ワークショップ
また、8月11日限定で「消しゴムはんこで浮世絵を描こう!」というワークショップも開催されます。4歳から12歳のお子様を対象に、浮世絵の版画技術を楽しむことができるこの企画は、親子での参加が可能です。参加費は1,500円(税込)で、入場券も含まれていますので、ぜひご参加ください。
静寂の中での特別なひととき
会場内には、撮影スポットも充実しています。光が差し込む中で、浮世絵の世界に入る贅沢な時間を過ごせるでしょう。夕方以降は特に静かな空間になり、カップルや家族連れの「夕涼みスポット」としても人気です。混雑を避けて、幻想的な雰囲気を楽しんでみては?
特別プレゼントもお見逃しなく
また、ローソンチケットでご入場の方には、限定のオリジナルポストカードがプレゼントされます。絵柄はランダムで2種類用意されているので、何がもらえるかはお楽しみです。これは、作品の余韻をおうちに持ち帰る嬉しい特典です。
開催概要
「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」は、JR九州ホールにて2025年6月28日から8月17日までの51日間開催されています。開場時間は10時から20時までで、最終入場は19時15分です。また、早めに訪れることをお勧めします。混雑が予想される土日祝日や、会期末は特に混む可能性が高いため、平日や早めの時間を狙うと良いでしょう。
この夏、福岡での涼しいひとときを「動き出す浮世絵展」で是非体験してみてください!