パペット相談室が救命後の不安を癒す
救命の日に向けた新たな試み
9月9日は「救急の日」。この日を契機として、NPO法人AQUAkids safety project救命事業部はオンライン相談サービス「パペット相談室」を開催します。これは、救命行為を行った人々が抱える不安に寄り添うためのプロジェクトです。特に、救命手当を行った後に「自分の対応で良かったのか」と不安を感じる人々に向けた支援です。
バイスタンダーの心の声を拾う
救命の現場に立ち会い、実際に手当を行った経験のある人々(バイスタンダー)は、心に多くの葛藤を抱えることがあります。しかし、そういった気持ちを周囲の人に話すのは容易ではありません。特に、心のケアをサポートする専門の相談窓口は、日本国内ではまだまだ不足しています。
多様な相談方法の模索
「人に話すのは緊張する」と感じる方も多い中、パペット相談室では、専用キャラクター「リカバーくん」が画面越しに登場します。相談者とカウンセラーは顔を合わせず、パペットだけが映る状況で、相談が進むのです。この「人ではなくパペットに話す」アプローチは、心理的応急処置(PFA)の一手法である『トライアンギュレーション』を応用したものです。
短時間の相談でも充実した内容
パペット相談室では、1回15分間の簡易相談を受け付けています。通常のカウンセリングは1時間のプログラムですが、この新たな試みでは気軽に相談できる環境が整えられています。悩みを話すこと自体に壁を感じる人々にも、まずは短時間からスタートしてもらえることが狙いです。
救命後のサポートの重要性
AEDの普及など、救命技術に関する知識が広がる一方で、救命行為を終えたあとのメンタルサポートはまだ十分ではありません。NPO法人AQUAkids safety projectは、バイスタンダーの支援が次の救命行動につながると考えています。「助けた後」の心の抱えた重荷を軽減することが、さらなる救命活動に繋がるのです。
「パペット相談室」の具体的な実施概要
- - 日時: 2026年9月9日(水)9:00~18:00
- - 相談時間: 1回15分(30分まで延長可能)
- - 対象者: 救命バイスタンダー及びその支援者
- - 方法: オンライン
- - 参加費: 無料
- - 申込み: 事前申込み制、先着順
あなたの心に寄り添う「パペット相談室」
「勇気を持って人を助けたあなたを、孤独にはさせない。」これが、この相談室の使命です。救命技術の普及だけでなく、その影に潜む心理的な支援も重要視。救命した後の心のケアが、未来の命を救う力になります。
バイスタンダーサポートサイトについて
こちらのサイトは、救命手当を行なった皆さんの不安を軽減するための窓口です。ぜひ、心の声をリカバーくんに聞かせてみませんか?