注目のアーティスト長坂真護の個展が阪急うめだ本店で開催！廃棄物から生まれたアートの魅力に迫る

長坂真護展～Still A BLACK STAR～

2024年10月23日（水）から11月4日（月）まで、阪急うめだ本店の9階にある阪急うめだギャラリー・アートステージにて、注目のアーティスト長坂真護の個展が開催されます。この展覧会は、環境問題と貧困問題をアートの力で変えようとする長坂の活動に焦点を当てています。特に、ガーナのスラム街・アブボグブロシーを舞台にした作品が中心となり、今回は約150点のアートが展示されます。

廃棄物とアートの融合

今回の展示の見どころは、長坂が廃棄された電子機器や衣服などの廃棄物をいかにしてアートに変容させているかを示す作品群です。特に、海岸に捨てられた衣服を使用して生成した人工ダイヤモンドの初お披露目が行われるなど、ユニークなアプローチが際立っています。また、展覧会では、長坂が描く平和の象徴である月の作品や、彼のアートが支援するスラム街の青少年たちが描いた力強い作品も展示されており、売上が直接彼らの生活を助ける仕組みとなっています。

新たな取り組みの発表

さらに、本展では長坂が取り組む農業事業から新収穫されたスーパーフード・モリンガのお茶が先行販売されます。モリンガは栄養価が高く、環境保全にも寄与する植物として注目されており、長坂の活動を通じて新たな雇用の創出にもつながっています。このような取り組みは、単なるアートの展示にとどまらず、社会へ与えるインパクトを意識したものとなっています。

月の塔プロジェクトの紹介

展覧会の一環として、過去に長坂がガーナで制作した「月の塔」という大型アートについても紹介されます。このプロジェクトは、芸術を通じた国際的な協力の象徴として位置づけられ、2030年までのSDG（持続可能な開発目標）達成に向けた取組みとして、未来を見据えた重要なアート作品です。

会場情報

個展の開催場所は阪急うめだ本店の9階、ギャラリー・アートステージです。入場は無料で、時間は毎日午前10時から午後8時まで（最終日の11月4日は午後5時まで）となっています。また、特設サイトでの事前確認も可能ですので、ぜひお出かけの際にはチェックしてみてください。

【特設サイト】阪急うめだ本店ギャラリー・アートステージ

長坂真護のここまでの軌跡と、今後の活動に期待が高まる中、ぜひこの機会にその目でアートの力を感じてみてはいかがでしょうか。