モナトカとHonmono協会が「ホンモノコイン」を公式ローンチ

モナトカとHonmono協会、ホンモノコインを発表

2025年6月25日、株式会社モナトカと一般社団法人Honmono協会は、両者が共に進めるコミュニティ内通貨プロジェクト「ホンモノコイン」の正式ローンチを発表しました。

ホンモノコインとは

「ホンモノコイン」は、日本円などの法定通貨との交換機能を持たず、コミュニティ内で流通する独自の通貨です。このプロジェクトは、運営コミュニティの質を向上させることで、通貨としての価値が増すことを目指した社会実験でもあります。また、小規模な頼みごとを気軽にできる潤滑油という位置付けのため、将来的には大規模な取引へと拡大させることを視野に入れているのです。

ホンモノコインは、暗号資産モナコイン・ブロックチェーン上で発行されるファンジブルトークン（FT）であり、初期導入コストはほぼゼロというのが大きな魅力です。

コミュニティメンバーの特典

ホンモノコインは、Honmono協会のメンバーがモノやサービスを提供し合う際の対価として使われます。この通貨は、日本円と切り離された価値形成を行うため、インフレの影響を受けにくく、メンバーが提供する商品やサービスの質が向上すれば、必然的にホンモノコインの価値も上昇する仕組みです。小額決済も容易に行えるため、感謝の意を示す“チップ”や小規模取引から始まり、やがてより高額かつ多様な取引に成長することが期待されています。

例えば、農業者がホンモノコインで自身の作物を販売すれば、食料品の基盤としての通貨の安定性が増すでしょう。また、一般市場においては普段通りに取引される商品であっても、ホンモノコイン経済圏内での需要を生み出すことができるのです。