CAPSが500 Startups Japanからの資金調達を実施し医療現場を支援する新サービス展開へ

CAPSが500 Startups Japanから資金調達

CAPS株式会社は、医療業界におけるプライマリケアの支援に特化した企業である。この度、東京を拠点とする500 Startups Japanからの資金調達を無事に実施したことを発表した。CAPSは、地域に根ざしたかかりつけ医療機関向けに「プライマリケア・クリニックチェーンマネジメント」を提供しており、医療の中心が大病院から地域診療所にシフトする流れにおいて、その重要性が高まっている。

プライマリケア・クリニックチェーンマネジメントとは

「プライマリケア・クリニックチェーンマネジメント」とは、地域のプライマリケア・クリニックの開院や多拠点展開を支援するサービスです。日本全国で、医療法人社団ナイズが運営する「キャップスクリニック」を通じて、具体的な運営システムや電子カルテの構築に寄与しており、今までに年間延べ16万人以上の患者に対応してきました。東京都内に6拠点を展開しており、プライマリケアのニーズに応える体制を整えています。

CAPSは、医療法人社団ナイズとの連携を強化しており、医療現場の課題をリアルタイムで把握し、新たな施策を迅速に取り入れることができる体制を整えています。これにより、利用者にとって実用的なサービスを提供することが実現しました。

今回の資金調達の目的

今回の資金調達により、CAPSは提供するサービスの拡大を図ると同時に、500 Startups Japanの支援体制を活用して社内の体制を強化していく方針です。このプロセスを通じて、プライマリケア・クリニックチェーンマネジメントをさらに改善し、医療現場の負担を軽減、運営の効率化を目指しています。将来的には、より多くのクリニックにサービスを提供し、地域住民の健康を守るパイオニアとしての役割を果たすことを目指しています。