ルワンダの建築家庄ゆた夏が語る、虐殺からの再生と建築の力

日本の明治大学理工学部建築学科の教授、庄ゆた夏さんが、日曜ラジオ番組『嶌信彦人生百景「志の人たち」』に出演し、驚くべき出来事と彼女の情熱について語ります。この番組は、志を持って生きる人々を特集し、その人生観を掘り下げる内容。庄さんの特集は7月に行われましたが、その内容は今なお多くの人にインスピレーションを与えています。

ルワンダでの活動

庄さんは、アメリカを拠点にルワンダで建築活動を行っています。彼女は、近年のルワンダでの経験を通じて現地の人々が抱える問題を深く理解し、特に虐殺によって配偶者を失った女性たちに向けた住宅と医療施設の建設プロジェクトに携わっています。これらのプロジェクトは、単なる建物を作ること以上の意味があると庄さんは語ります。それは、復興と再生のシンボルであり、傷ついた心を癒す場所を提供することです。

「建築を通じて人々の生活を改善し、希望を提供したい」と庄さんは語ります。彼女がルワンダでのプロジェクトに取り組む決意は、ただの建築家としての職務を越え、人間としての使命感から生まれたものです。

母からの励まし

番組の第2回目では、留学中に経験したエピソードを紹介しました。庄さんはアメリカでホストファミリーと生活していた際、挫折を感じたときに母親からの思わぬ励ましを受けたと語ります。このエピソードは彼女の人生における大きな転機の一つであり、母の支えがあったからこそ、彼女は今の道を歩くことができました。さらに、ハーバード大学の入学式の日にあった出来事も、彼女の人生を変える瞬間だったと振り返ります。