ファミリーマートの「こども食堂助成」企画、全国1,004団体が恩恵を受ける
株式会社ファミリーマートは、全国のこども食堂を支援する「ファミリーマート むすぶ、つながる こども食堂応援プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」との連携を通じて、地域の子どもたちに温かいご支援を届けることを目的としています。
2023年の取り組み内容と背景
2022年から始まったこのプロジェクトは、今年も多くの支持を集めています。その一環として、こども食堂に対して実施される「地域の想いをお届け 心をこめた冬のおくりもの」というプログラムでは、1,004の団体に対して、各団体10,000円分のギフトカード(こども商品券やお米券など)を贈ることが決まりました。物価高騰の中、昨年よりも助成金額を5,000円増額したのは、特に食材の調達が難しい状況にあるためです。
この支援がもたらすのは、単なる物品の提供にとどまらず、地域のニーズに合った様々な使い道があります。
活用事例:美味しい食事と笑顔を生む
以下に、実際に「冬のおくりもの」を活用したこども食堂の事例を紹介します。
1.
みん食Minna様の取り組み
みん食Minnaでは、提供されたお米券で新米を購入し、子どもたちに人気のバターチキンカレーを作りました。新米の美味しさに子どもたちは大喜びし、例年に比べて多くお代わりしてくれたそうです。お米券の特徴として、必要な時に新鮮なお米を購入できるため、子どもたちに質の高い食事を提供できる点が魅力的であると語っています。
2.
Smileガーベラ畑食堂様の場合
このこども食堂では、クリスマス前に子どもたちへのプレゼントとして商品券を利用し、おもちゃや文具を用意しました。子どもたちはお好みのアイテムを選ぶためにジャンケンを楽しく行い、その結果、笑顔でプレゼントを受け取る姿が印象的です。このように、商品券を通じて子どもたちに喜びを与えることができ、運営者もその様子に心が温まったと話しています。
今後の展望と地域の期待
ファミリーマートは今後も、むすびえと協力しながら本プロジェクトを継続して推進していく考えです。地域の子ども食堂の運営者たちは、「クリスマスや冬のイベントを楽しみたい」「子どもたちに良い食事を提供したい」といった希望を持っています。このような思いを実現させるため、ファミリーマートは引き続き地域に寄与し、人々の交流を深めながら、支援を行っていくことでしょう。
また、このプロジェクトにはファミリーマート店頭での募金活動「ファミリーマート 夢の懸け橋募金」からの一部資金が使用されています。地域社会の未来を輝かせるため、ファミリーマートは今後も積極的に取り組み続けていきます。
詳しい情報は、
むすびえのホームページや、
ファミリーマートの取り組みをご覧ください。