横浜F・マリノスが実現した「いちごpresentsフレンドリールーム」
横浜F・マリノスが実施する「いちごpresentsフレンドリールーム」は、サッカー観戦を特別なものにしています。この取り組みは、全ての人々がスポーツを楽しむための新しい試みであり、特に知覚感覚過敏や様々な事情で一般席での観戦が難しい方に配慮した空間を提供しています。
「いちごpresentsフレンドリールーム」は、地域に根差したスポーツクラブを目指す企業の理念のもと、2019年からスタートしました。また、毎年5回実施されるこの取り組みは、地域の活性化を図りながら、誰もが気軽にサッカーを楽しめる環境を整えることを目的としています。
2024シーズンの第4回目として、8月11日に行われた横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の試合では、この特別な観戦ルームが再度登場しました。肝心の空間は、開けた心地良い個室で構成されており、視覚・聴覚に不安を感じやすい方でも安心して観戦できるよう工夫がされています。パラリンアートの絵画やチームのキャラクターを用いた装飾が、リラックスできるアートな雰囲気を演出します。
参加した家族からの感謝の声が響き渡るこのイベントでは、特に健康面での配慮が重要視されています。具体的には、感染症を気にせず安心して観戦できる環境提供が喜ばれています。1年前にもこのイベントに参加したというご家族は、その時の感動を思い出しつつ、今の安心感に感謝の言葉を述べました。
また、今年は猛暑の影響を受けながらも、快適に観戦できるスペースが確保されたことが、多くの支持を得ています。バルコニーからの観戦や、クーラーの効いた部屋での観戦も可能だったため、参加者は身体的な負担を感じることなく、試合を存分に楽しむことができました。特に、選手たちが頑張る姿に感激を覚えたとのコメントも寄せられています。
さらに、飲食面でも特別な配慮があり、周囲を気にせず弁当を楽しめるスペースが用意されています。これにより、観戦中の食事も快適となり、楽しみを広げる大きな要素に。ビールの売り子さんからビールを買える機会も、初めての体験として子どもたちにとって素晴らしい思い出となっています。
横浜市や横須賀市に拠点を構えるこの取り組みは、横浜F・マリノスとの連携を強化し、地域の人々と共にスポーツを楽しめる喜びを育んでいくことを目指しています。今後も、さまざまな取り組みを展開し、地域に根ざした企業として、皆が手を取り合う豊かな社会の実現を目指していく予定です。
このように、「いちごpresentsフレンドリールーム」はサッカーを愛する全ての人々にとって、特別な観戦体験を提供しています。今後も多くの方がこの素晴らしい空間で、思い出深い時間を過ごせることを期待しています。