新たな現場コミュニケーションのカタチ
2025年2月12日に発売される、NTTソノリティ株式会社と株式会社BONXが共同開発した新しいコミュニケーションデバイス「BONX Stick」が登場する。このデバイスは、現場での円滑なコミュニケーションを実現するための革新的なツールであり、特に音声AIを活用したトランシーバーアプリ「LINE WORKSラジャー」との連携により、業務効率を大幅に向上させることが期待されている。
「BONX Stick」の特徴
「BONX Stick」は、Bluetoothでスマートフォンに接続するマイク型デバイスで、NTTの特許技術「Magic Focus Voice」によって周囲の不要な騒音を除去し、話者の声だけをクリアに拾うことができる。この技術により、他の音が混ざることなく、相手に音声を正確に届けることが可能です。
- - PTTボタン搭載: 胸元に装着できるため、ハンズフリーで利用が可能。
- - 多機能ボタン: ユーザーが機能を自由に設定できる「BONX Trigger」を搭載。
- - 長時間の使用: 充電なしで17時間の連続運用ができるバッテリー容量。
- - イヤホンのカスタマイズ: 環境に応じたイヤホンの選択が可能。
本体は小型で軽量であり、どれだけ忙しい現場でもストレスなく使用できるデザインとなっている。特に工事現場やスポーツチームなど、騒がしい環境でもしっかりと声を届けられるため、業務の効率化に大いに寄与するだろう。
「LINE WORKSラジャー」との連携
BONX Stickは、「LINE WORKSラジャー」との連携を通じて、その機能を一層強化する。このアプリは、スマートフォン上でトランシーバーのような音声通信を可能にし、現場の状況に応じて「文字」と「声」の使い分けができる柔軟性が魅力である。これにより、オフィス内では文字で、現場では音声でコミュニケーションを行うことができるため、男女や年齢の違い、仕事のスタイルに応じた最適な選択ができる。
LINE WORKS株式会社の大竹哲史氏は、「BONX Stickの新発売とLINE WORKSラジャーとの連携を心より歓迎いたします。業務現場でのコミュニケーションがこれまで以上にスムーズになると確信しています」と述べている。こうした協力関係は、今後もますます強化される見込みです。
持続可能なコミュニケーション環境へ
BONXとNTTソノリティは、それぞれの専門性を生かして新たな体験を提供し続けている。BONXは、建築や医療など様々な現場でのコミュニケーションツールを展開し、現場DXの切り札としての役割を果たしている。一方、NTTソノリティも音響関連事業を進化させ、新しいサービスを開発し続ける姿勢を貫いている。今回の「BONX Stick」の発売は、その一環として位置づけられる。
まとめ
2025年2月12日に発売される「BONX Stick」。NTTソノリティの音響技術とBONXの現場向けコミュニケーションツールの融合は、今後のビジネスシーンにおいて、よりスムーズなコミュニケーションを実現することとなるであろう。新しいデバイスの登場により、業界全体がどのように変化していくのか、ぜひ注目してほしい。