2025年 子育て世帯のクレジットカード利用状況
子育て世帯が利用するクレジットカードの実態を探る調査が、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社によって行われました。この調査結果からは、子育て世帯の実際の家計管理やカード利用の傾向が浮き彫りになっています。
子育て世帯に最も支持されているクレジットカードはVisa
子育て世帯が所有するクレジットカードブランドの第1位はVisaで、なんと85.7%の家庭がこのブランドを持っています。続いて2位はJCB、そして3位にMastercardが位置しています。このデータは、子育て世帯がヴィサをどれほど重視しているかを示すものであり、非常に高い支持を得ていることが分かります。
日常のメインカードとしてのVisa
生活費を支払う際のメインカードとしても、Visaは過半数で53.1%を占め、この結果も同様に圧倒的な人気を示しています。JCBやMastercardに比べても、その利用率は圧倒的です。
メインカードの名義は「ママ」が多数
特に注目されるべきは、メインカードの名義です。調査によれば、ママ名義のクレジットカードが41.1%と最多であり、パパ名義や家族カードよりも多くなっています。これにより、日常の経済活動において母親が重要な役割を果たしている実態が見て取れます。
家計管理のスタイル
家計の管理方法についても調査が行われました。その結果、約4割の家庭が「家族のお金をまとめて管理する」スタイルを取っています。具体的には、次のような割合で管理がなされていました:
- - まとめて管理:35.8%
- - それぞれで管理:32.8%
- - 一人で管理:19.5%
- - メイン+サブで管理:10.8%
- - その他:1.0%
このように、子育て世帯には様々な家計管理のスタイルが存在することが分かります。その中で「まとめて管理」が最も多いことから、多くの家庭が協力して家計を運営し、子育てに取り組んでいる姿が伺えます。
今後の展望
この調査結果は、子育て世帯がどのようにクレジットカードを利用し、家計を管理しているかを理解する重要な手掛かりとなります。共働き家庭の増加に伴い、ママとパパが協力して行う家計管理はこれからも続いていくことでしょう。
今後も「いこーよファミリーラボ」では、子育て世帯の消費行動に関する実態把握を進め、リアルな声を反映した調査を行っていく予定です。さまざまなデータと共に、家計管理の成功事例や活用法を提案していきます。
調査概要
調査の対象は「いこーよ」会員の子育て世帯で、合計399件のサンプルが集まりました。調査はインターネット上で行われ、期間は2025年6月5日から6月11日までです。調査結果は全国を対象にしており、家計管理についての多様な意見や実体声が浮かび上がりました。
この調査が子育ての現状やその未来を築く上での一助となることを願っています。