水のビジネスチャンスを探る
2024年8月30日(金)に、JPI(日本計画研究所)主催の「国内外の水ビジネスの現状と具体事例」セミナーが行われます。本セミナーでは、グローバルウォータ・ジャパンの代表であり、国連のテクニカルアドバイザーとしても知られる吉村和就氏が講師を務め、水ビジネスの最新のトレンドと今後の展望について語ります。
セミナーの背景
近年、世界的な人口増加や産業の発展に伴い、上下水道事業が注目されています。2050年には、その市場規模が150兆円を超えるとの予測もあり、特に水処理機器の市場は年間平均6%成長する見込みです。一方で、日本国内では人口減少や節水技術の進展が影響し、水道事業は厳しい状況に直面しています。その中で新たなチャンスが生まれているのです。
4月からは水道事業の主管が厚生労働省から国土交通省に移行し、水資源管理、河川行政、水利権に関する業務が統合されました。これにより、上下水道の一体化や官民連携、技術開発の道が開かれ、大きなビジネスチャンスが到来しています。
セミナー内容
本セミナーでは、各国の水ビジネスの現状や、特に海外の成功事例について詳しく解説されます。講義の主要なトピックには次のような内容が含まれます。
1.
海外の水ビジネスの現状
- 世界の水ビジネス市場の規模や水メジャーの動き
- 海水淡水化ビジネスや水のリサイクル市場の進展
2.
米国の水市場とシェールガス革命
- 水圧破砕法によるガスや石油開発とその影響
- ますます増加する水リサイクル事業
- 日本企業に求められる戦略
3.
国内水道事業の行方
- 人口減少による水道料金の減少
- 老朽化の進行とその解決策
- コンセッションやPFI、PPP戦略を用いた官民連携
4.
生成AIと水資源の関係
- データーセンターからの温排水を利用した新ビジネス創出
- 主要IT企業による水戦略
5.
SDGsを考慮した水戦略の構築
6.
質疑応答・交流会
- 参加者同士の名刺交換と人脈形成の場
参加方法
本セミナーは、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択して参加できます。アーカイブ配信により、参加できなかったセッションも後から観覧することが可能です。
受講料は、1名33,780円(税込)、2名以上の場合は28,780円となっています。名刺交換や交流が行われることにより、新たなビジネス機会や人脈を広げるチャンスも得られます。
詳細や申し込みについては、
こちらのリンクをご確認ください。
このセミナーを通じて、水ビジネスに関する知識を広げ、将来のビジネスチャンスを見極めましょう。