Twilio Japan、新社長に久保敦氏の就任を発表し成長戦略を強化
Twilio Japanが新たな舵取りを始める
世界的な顧客エンゲージメントプラットフォームを提供するTwilio Japan合同会社が、新代表執行役員社長として久保敦氏を迎えることを発表しました。久保氏は、国内外のIT業界において30年以上の経験を積んでおり、Twilioの成長を手助けする強力なリーダーシップを発揮することが期待されています。
久保敦氏の経歴とは
久保氏は、Twilio入社前にグーグル・クラウド・ジャパンにて通信業界向けパートナー戦略のトップを務めていました。それ以前には、NTT(現在のNTTコミュニケーションズ)やインテル、リンクトインなどの名だたる企業でも要職を歴任。さまざまなテクノロジー分野でビジネス経験を積み、特に通信業界に精通しています。
彼の豊かなキャリアは、Twilioが日本市場でのプレゼンスを増す大きな力となることでしょう。外資系IT企業のカントリーマネージャーとしての経験も活かし、日本特有の市場ニーズに合った戦略を打ち出していくのが期待されています。
Twilioの日本における戦略
Twilioは、今後の市場拡大に向けたISV戦略の強化を計画しています。ISV(独立系ソフトウェアベンダ)パートナーやリセラーとの連携を深め、日本のデジタルビジネスに必要なエコシステムをさらに構築していく考えです。最近では、大手通信事業者との連携によるクラウド型コミュニケーションAPIサービスの提供も開始が報じられており、これによりパートナーシップの強化が進むでしょう。
久保氏の理念とビジョン
久保氏は、自身の言葉で「コミュニケーションは重要であり、誰もが自分に最も適した方法でつながりたい」と語っています。新技術の進展とともに若者世代が成長する中、多様性のあるコミュニケーションスタイルを支援することが求められています。これこそが、Twilioが掲げる新しいテクノロジーの重要性を示すものであり、エンゲージメントの向上に向けた革新が必要だと訴えました。
Twilioの役割と未来
Twilioは、全世界180カ国以上でサービスを展開し、1,000万人以上のユーザーに対して顧客体験を向上させる努力を続けています。同社が提供する顧客エンゲージメントプラットフォームは、何百万もの開発者や数十万の企業が利用し、顧客との魅力的なデジタル体験を創出します。
今後もTwilioは、カスタマージャーニーの各段階において企業がコミュニケーションとデータを活用し、自動化やセキュリティの強化を図るためのソリューションを提供し続けることでしょう。これにより、販売やマーケティング、顧客サービスの分野においても柔軟かつプログラム可能な方法で新たなエンゲージメントの醸成を実現できるはずです。
Twilioの今後に期待
全体として、久保敦氏のリーダーシップのもとでTwilio Japanは新たな成長を迎え、自らのビジョンを実現するための強固な基盤を築くことが期待されています。同社のコミュニケーションソリューションが日本の市場に与える影響は、今後ますます注目を集めることでしょう。
会社情報
- 会社名
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Twilio Japan合同会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクウェア新宿16F
- 電話番号
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