サバとノー・アイディー新曲
2025-02-05 17:23:04

シカゴHip-Hopの巨星サバとノー・アイディーが新曲を発表

シカゴHip-Hopの巨星サバとノー・アイディーが新曲を発表



米国のシカゴ・ヒップホップ・シーンで、注目すべき存在であるサバ(Saba)とノー・アイディー(No ID)。二人の名手が再びタッグを組み、待望のシングル「Woe Of The World」をリリースしました。この楽曲は、昨年10月に公開された「How To Impress God」に続く、彼らの共同作品であり、ジョイントアルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』への期待感をさらに高めています。

「Woe Of The World」は、穏やかでありながら感情豊かな仕上がり。ノー・アイディーの洗練されたプロダクションが際立つ一方、サバの独自のワーディングスタイルが存分に発揮されています。クリーンに重ねられたビートに乗せ、サバは“すべてを知ることで感情的になる”と自身の心情をコーラスで表現します。

この新曲は、先行して発表されたシングル「Back In Office」や「hue_man Nature」、さらに「head.rap」といった楽曲と一緒にリリースされ、アルバム全体のエピソードを形成しています。サバとノー・アイディーは、2023年の下半期からスタジオで共に過ごし、当初のコンセプトを再考した結果、よりニュアンス豊かで広がりのある作品に仕上げました。

アルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』は、二人にとって長く複雑な制作過程を経て完成しました。ミックステープからスタートし、膨大なデモや何ヶ月も続く再構築を経て、時には白紙に戻すこともありました。その苦労の末に、世代を超えて支持される作品が生まれました。このアルバムは、技術的な巧みさだけでなく、サバが心の奥深くを掘り下げたテーマ性も持ち合わせています。

ちょうど1年前に二人はプロジェクトを終えたと思っていた矢先、サバは叔父を亡くしました。この出来事が彼にとっての転機となり、制作を再考するきっかけとなりました。

「彼は僕をヒップホップに夢中にさせてくれた人です」とサバは語ります。

「もう一度、やり直してみようと思わされた。長い間自分と向き合うこともたくさんありました。」

プロジェクトを進める中で、サバとノー・アイディー各々の成果も注目されています。サバは2024年初頭、ヴァリー&ハリー・フラウド(Valee & Harry Fraud)の「Watermelon Automobile」に客演し、続けてナセント(Nascent)やダックワース(Duckwrth)とのコラボ「Don’t Check 4 Me」をリリースしました。ノー・アイディーにとっても、ビヨンセのアルバム『COWBOY CARTER』から「American Requiem」、さらにはキラー・マイクのアルバム『MICHAEL』のエグゼクティブプロデューサーを務めたことが、彼を音楽シーンで影響力のあるプロデューサーとして確立しました。

No IDとSabaの背景



ノー・アイディーことディオン・ウィルソンは、スーパープロデューサーやソングライターとして活躍し、現在もシカゴを代表する存在です。彼はカニエ・ウェストを始め、多くのアーティストとのコラボレーションを経て“シカゴHip-Hopのゴッドファーザー”として知られています。その影響力は計り知れず、彼自身のレーベルARTium Recordingsを通じても新しい才能を発掘しています。

一方、サバはインディーアーティストとして、独自の音楽性を打ち出し、ヒップホップシーンの中で重要な存在となっています。彼の過去の業績には、成功したライブパフォーマンスやアルバム制作があり、その実績からSpotifyにおいても絶賛されています。

サバとノー・アイディーの二人は、今後もシカゴHip-Hopシーンを牽引し続けることでしょう。新曲「Woe Of The World」のリリースはその一環であり、さらなる展開が期待されています。

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サバとノー・アイディーの新曲「Woes of The World」は現在配信中です。詳細はこちらのリンクでご確認ください。

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