データセンター連携強化
2013-04-26 16:30:06

データセンター事業に新戦略、さくらケーシーエスが連携参加

株式会社TOKAIコミュニケーションズがデータセンター事業に関して、さくらケーシーエスとの連携を発表した。この連携は「国内データセンター事業者との戦略的ビジネスアライアンス」として位置づけられ、さくらケーシーエスが新たに参加する運びとなった。あたるバックグラウンドには、同社が4月に開設した岡山データセンターを中心とした光ファイバーネットワークの販売促進があり、西日本での事業展開をさらに強化していく狙いがある。現在、TOKAIコミュニケーションズとさくらケーシーエスは、回線サービスの提供やデータセンターサービスの連携についての協議を進めており、顧客のビジネス継続計画(BCP)や災害復旧(DR)に関するニーズにも対応を図っていく予定だ。

さらに、近年の情報通信業界では、クラウドサービスの需要が高まり、中堅企業や地域でもその浸透が加速している。これに対応するためには、国内外のデータセンター事業者との連携が不可欠であり、品質とコスト競争力を兼ね備えたサービスの提供が求められる。今回のさくらケーシーエスの参加を通じて、TOKAIコミュニケーションズは他のデータセンター事業者と共に協力し、より広範囲なBCPおよびDRソリューションを整備していく方針だ。

特筆すべきは、さくらケーシーエスだけでなく、インフォコムやミライコミュニケーションネットワーク、キューデンインフォコムなど、合計13社の参加が決まっている点だ。これにより、同社が3月に台湾で設立した「雲碼股份有限公司」(CloudMaster Co., Ltd.)が提供するサービスにより、より低価格でのホステッドプライベートクラウドの実現が期待できる。これらの動きは、顧客の多様なニーズに応えるための重要なステップと言えるだろう。

今回のアライアンスの一環として、業界全体の生態系を見直し、新たな価値の創造と顧客満足の向上を図ることが目指されている。この取り組みは、特に自然災害などのリスクを考慮し、企業が求める事業継続や復旧の仕組みをより強固にするためのものだ。今後のデータセンター事業の流れを見極めつつ、引き続き効果的な連携を進めていくTOKAIコミュニケーションズに注目が集まる。

ご興味のある方は、TOKAIコミュニケーションズのデータセンターアライアンス担当までお問い合わせください。高品質かつ信頼性の高いサービスを提供し、顧客の期待に応えるための取り組みを進めています。

会社情報

会社名
株式会社TOKAIコミュニケーションズ
住所
静岡県静岡市葵区常磐町2-6-8TOKAIビル
電話番号

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