新時代のエンターテインメントを切り開くSaishin Technologiesの資金調達

Saishin Technologies、1.4億円の資金調達を実施

AI技術を駆使して新たなエンターテインメントの形を追求するSaishin Technologies株式会社（以下、Saishin）は、最新のシードラウンドで総額1.4億円を調達しました。本社を東京都港区に構えるこの企業は、AIを利用した独自の表現方法を開発し、既存のエンターテインメント業界に新風を吹き込むことを目指しています。

資金調達の詳細と背景

今回の資金調達は、株式会社ウタイテのCVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）であるFES Capital、スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合、およびW fundの協力のもと行われ、これによりSaishinの累計調達額は約2億円に達しました。

テクノロジーの進化が進む中、エンターテインメントは単なる鑑賞から、共に創造するものへと変化しています。この流れの中で、SaishinはAIを単なるツールとしてではなく、共に創り出すアーティストとして位置づけ、音や映像、物語の多層的な知的財産（IP）を生み出す活動に力を入れています。

AIによる新しいアートの可能性を信じるSaishinは、人間の感性を拡張することでより深い情緒と没入感をもたらす作品を作り出そうとしています。今回の資金調達によって、独自IPの開発強化やそれらを支える運営体制の強化、加えて多様なクリエイティブ人材の採用を促進し、グローバルな展開を目指しています。

戦略顧問の就任

また、Saishinは元いちから株式会社の取締役COOであり、現在FES Capitalのパートナーである岩永太貴氏を戦略顧問に迎えることを発表しました。岩永氏はエンターテインメント業界の豊富な知見を持ち、Saishinの成長に寄与することが期待されています。

採用活動の強化

新規プロジェクトの立ち上げや事業拡大に伴い、Saishinはさまざまな分野のクリエイティブ人材を幅広く募集しています。AIとエンターテインメントの未来を一緒に創りたい方は、公式ウェブサイトからの応募をお待ちしています。

投資家のコメント

FES Capitalおよびその他の投資家からもSaishinの取り組みに対する期待が寄せられています。

- 株式会社ウタイテ取締役CFOの茅子桐（Mao Zitong）氏は、SaishinのCEO林氏と数年来の縁があり、彼のエンタメへの深い知識と情熱に期待を寄せています。
- FES Capitalの岩永氏は、AIの活用は新しいエンタメの可能性を広げるとし、技術を創作の中心に据えることが重要と語ります。
- スタートアップファクトリーの鈴木おさむ氏は、Saishinのサービスは新たなタレントの形を生み出すと確信しており、非常に興味深いと感じています。
- W fundの佐藤直紀氏は、次世代のエンターテインメント企業としてのSaishinに期待を寄せています。