マラウイの給食支援活動を通じて育まれる国際理解と連携
兵庫県にあるMarist Brothers International Schoolで行われたService Fairにおいて、NPO法人せいぼの代表・山田真人氏が自らの活動を紹介するプレゼンテーションが行われました。このイベントは、学校に通う子どもたちに給食を提供するという重要な支援活動を知ってもらう目的のもとに、学生たちが日々の奉仕活動の成果を発表する場となっていました。
NPO法人せいぼの活動
2016年からマラウイの学校給食支援に関わり始めた山田氏。今年の今までに、Marist Brothers International Schoolの学生たちの参加を得て、寄付金を集め、子ども31人分の1年間の給食支援が実現しました。このような具体的な成果は子どもたちの未来に大きく寄与し、同時に日本とマラウイを繋ぐ重要な架け橋となっています。
山田代表の思い
山田氏は、「マラウイの子どもたちとの距離を感じさせないような体験を提供したい」と話します。そのために、同校で「givingの体験」を通して、学生に対して心の動きを感じてもらうことが重要だと考えています。彼にとって、この給食支援活動は単なる経済的支援に留まらず、国際的な理解を深めるための大切な手段でもあります。
Service Fairとは
Service Fairは、奉仕活動を学ぶことを目的としたイベントであり、生徒たちが前もって準備した内容を発表し、他の団体との協働を体験する場でもあります。山田氏によれば、学生たちは様々な団体と連携し、自らの成果を報告することで、より深い学びを得ることができるといいます。
教育を通じた啓発
山田氏は授業の中で、「コーヒーを売る理由」をテーマに学生たちと話し合ったそうです。どのようにマーケティングを行うか、そしてその背後にある理念について考えることで、彼らにとってのGiveの体験を広げる手助けをしました。この活動を通じて、学生たちはただ学問を学ぶだけでなく、実社会とつながりを持つという重要さを認識することができます。
新たな挑戦の展望
今後、Marist Brothers International Schoolとのさらなる協働を展望する中で、山田氏は「異なる団体との連携を通じ、新たなアイデアを生み出したい」と意欲を見せています。生徒たちがさまざまな視点から考え、共に活動することで、新しい可能性が広がると確信しています。
せいぼの未来と支援の輪
NPO法人せいぼは、今後もマラウイの教育支援に力を入れていきます。毎食15円からの支援で無限の可能性を引き出すことができます。山田氏のインタビューから学び、私たちも微力ながら、この活動を通じてマラウイの子どもたちの未来に貢献することができるのです。興味がある方は、ぜひ「Warm Hearts Coffee Club」でのコーヒー購入や直支援を考えてみてください。