コーヒーがつなぐ笑顔と愛:コロンビアの障がい者生産者と「Amor sin Palabras」プロジェクト
東京都足立区に本社を置くユーエスフーズ株式会社は、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)と連携し、障がいを持つコーヒー生産者によるスペシャルティコーヒー「Amor sin Palabras」の販売プロジェクトをスタートさせました。これは、同社が推進するSDGsプロジェクト「えがおforザプラネット」の第2弾となります。
「Amor sin Palabras」は、「言葉のいらない愛」を意味するスペイン語。コロンビアのカウカ県で、何らかの障がいを持つ25人の生産者によって丁寧に育てられたコーヒー豆を厳選し、日本で焙煎、販売されます。
このプロジェクトは、単なるコーヒー販売にとどまりません。障がいを持つ生産者たちが抱える困難や、コーヒーを通して彼らの生活を支えたいという願いが込められています。プロジェクトの収益は、彼らの生活を改善するための設備やシステムの開発に役立てられます。
ユーエスフーズは、コーヒーを通して、生産者と消費者、そして社会全体を笑顔で繋ぐことを目指しています。
障がいを持つ生産者たちの挑戦
プロジェクトの舞台となるコロンビアでは、障がいを持つ人々が社会的に孤立し、経済的な困難に直面しているケースが多く見られます。コーヒー農園を経営する男性は、交通事故で下半身不随になった後、周囲の差別的な扱いを受けて、働く場を失った苦しみを語ります。しかし、彼は諦めずに、コーヒー農園を始めることで、再び生きがいを見出したのです。
彼にとって、コーヒー農園は単なる生計手段ではなく、人生の希望そのもの。彼だけでなく、多くの生産者たちがコーヒーを通して、自分の人生を切り開こうと努力しています。
消費者が貢献できる「えがおforザプラネット」
「えがおforザプラネット」は、消費者参加型のSDGsプロジェクトです。コーヒーを愛する人々が、このプロジェクトを通じて、障がいを持つ生産者たちを支援することができます。
プロジェクト参加店舗では、スペシャルティコーヒー「Amor sin Palabras」を販売しています。コーヒーを購入することで、生産者たちの生活を支え、彼らの困難を克服するための資金を提供することができます。
ユーエスフーズは、今後も「えがおforザプラネット」を通して、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
まとめ
「Amor sin Palabras」プロジェクトは、コーヒーを通して、障がいを持つ生産者たちの可能性を広げ、彼らの笑顔と愛を世界に届けるプロジェクトです。
コーヒーを愛する人々にとって、このプロジェクトは、単なる消費活動ではなく、社会貢献活動と言えるでしょう。ぜひ、このプロジェクトに参加し、生産者たちの力となりましょう。